昨年2021年にヘルシー食材としてブレイクした「オートミール」。次に人気になると言われているのが「豆腐干(とうふかん、またの名を干豆腐)」です。
豆腐干は、その名のとおり「豆腐の水分を抜いて乾燥させたもの」で、高たんぱく&低糖質。
オートミールが「米化」なら、豆腐干は「麺化」できるらしく、ダイエッターの強~い味方になってくれそう!
実際のところ、どんな味がするのか気になったので、通販でお取り寄せ。さっそく調理&試食してみました☆
【解凍してから茹でるだけ!】
豆腐干は、楽天市場やAmazonなどの通販で購入可能。未知の食材なので、どんなふうに調理するのか身構えてしまいましたが……意外と簡単!
通販の場合、ほとんどが冷凍された状態(※カッチカチです)で届くので、解凍しておく必要があります。
解凍すると薄く伸ばした生地に変化。そばやうどんを切る感覚で麺状に切り分け、お湯で2~5分茹でるだけで麺化OK。
【茹でた豆腐干を実食!】
私が試した茹で時間はおよそ5分。お湯から上げて、しっかり湯切りをしたら第1段階は完了です。
まずは、茹でたてをそのまま試食。
味わいはクセがなくて淡白。コシのあるうどんに近い感じもします。
うどんに見立ててて、めんつゆでシンプルにいただいてみると、豆の香りが少~しだけ気になる……。
もうひとつ印象的だったのは “歯ざわり”。
表面に凹凸があるので、麺のようなつるっとした喉ごしは皆無。どちらかというとモソモソしていて、しっかり噛みごたえがありました。
【濃い味の麺料理と相性◎】
茹でた豆腐干の特徴をまとめてみると、以下4つ。
1.やや豆の香りがする
2.モソモソ食感
3.噛みごたえ満点(腹にたまる)
4.麺の表面に凹凸があるのでスープやタレと絡みそう
これらを考慮した結果、濃いめの味つけが合うと思って4つの麺料理が成功しました! よかったら参考に!
◆アレンジその1:ミートソースパスタ風
茹でた豆腐干の上に市販のミートソースをかけるだけの「ミートソースパスタ」風。
とろっとした食感&やや濃いめのソースと相性バッチリで、平打ちしたパスタのようにも感じられます。
◆アレンジその2:ジャージャー麺風
こってり味の肉みそで作った「ジャージャー麺」風にアレンジ。豆腐干、やはりガツンとした味付けとよく合う。
トッピングではなく一緒に炒めて “焼きそば風” にもしてみましたが、豆腐干に味がよくなじんでイイ感じでした。
◆アレンジその3:韓国チゲうどん風
市販の海鮮チゲスープと組み合わせて「韓国チゲうどん」風に。
“固めに茹でたきしめん” のような仕上がりになるのでスープ系とも相性◎。そもそも豆腐とチゲは間違いない組み合わせでした。
◆アレンジその4:グリーンカレーうどん風
私的いちばんのオススメ! グリーンカレーに、豆腐干がよく絡んだカレーうどん風に! エスニックの香辛料の効いたコクのある美味しさが素朴な豆腐干とばっちり。たくさん食べてもヘルシーなのが嬉しいです。
【ブレイクしそうな予感…!】
いろいろ試してみて感じたのは、豆腐干の無限の可能性。
洋風・中華風・エスニックとなんでもござれ。調理法もカンタンだし、ガチでブレイクしちゃうかも!?
ちなみに私の購入した豆腐干100g当たりのカロリーは199kcal、たんぱく質は21.0gでした。ご参考までに☆
撮影・執筆:田端あんじ (c)Pouch