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ビリー・アイリッシュ、呼吸困難になった観客にステージから神対応「素晴らしいハートの持ち主」「誇りに思う」ファン絶賛

2022年02月08日 11:41  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ファンを大切にしている気持ちを示したビリー(画像は『BILLIE EILISH 2021年10月3日付Instagram「last night was fucking crazy.」』のスクリーンショット)
米歌手ビリー・アイリッシュ(20)がコンサート中、観客が呼吸困難に陥っているのを見つけてショーを中断した。ビリーはスタッフに吸入器を持ってくるように呼びかけたり、観客に群がらないよう指示するなど、素晴らしい神対応で興奮したファンを落ち着かせた。

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ビリー・アイリッシュが現地時間3日、米ニューオーリンズを皮切りに『Happier Than Ever』ワールドツアーを開幕した。

5日にはジョージア州アトランタにある「ステートファーム・アリーナ」でコンサートを開催したが、ビリーがステージ前方で呼吸困難になっているファンを見つけたため、ショーを中断するというハプニングがあった。

米メディア『TMZ』が入手した映像では、パフォーマンスを休止したビリーが、ステージの上から観客に話しかけている場面が映されている。

ビリーは呼吸困難になったファンを心配そうに見つめて「吸入器が必要かな?」と問いかけたあと、スタッフに向かって「吸入器はあるかな? ひとつ持ってきてもらえる?」と呼びかけた。

すぐさまスタッフが吸入器を持って観客席に入ると、ビリーは「大丈夫。吸入器はあったよ」と他のスタッフが吸入器を探し回らないように確認した。

そしてビリーは観客に向けて「少し時間をちょうだい。群がらないで!」と指示し、「みんなが大丈夫になるまで待つよ。ショーはそれから続けるから」と歓声をあげるファン達を落ち着かせた。

この後、呼吸困難になったファンに向けて「そこから出る必要があると思うけど、大丈夫? 本当に?」と念を押し、「愛してるよ」との言葉を送った。

ファンが大丈夫なことを確かめたビリーは、観客と一緒に大きな深呼吸をするなど、素晴らしい対応で大勢の観客を落ち着かせた。

ビリーが呼吸困難になったファンのためにショーを中断したのは、今回が初めてではない。

ファンがTikTokに投稿した動画では、2018年のコンサート中にビリーが歌の途中で立ち止まり、気絶しそうになっている観客に向かって、水のボトルを差し出す場面が捉えられている。

また別の動画では、観客をしっかり監視していないセキュリティスタッフを叱責しているシーンもあった。

今回のビリーの対応に、ファンはSNSで「女王様! いつもファンを大切にしてくれるね」「誇りに思うわ。自分より人々を優先する、素晴らしいハートの持ち主」「トラヴィス・スコットは、このことから何かを学ぶべき」などとコメントしている。


昨年11月には、米テキサス州ヒューストンで開催した音楽フェスティバルで、ラッパーのトラヴィス・スコット(29)のパフォーマンス中に観客が殺到し、10名が死亡、数百人が負傷する惨事が起こっていた。

画像は『BILLIE EILISH 2021年10月3日付Instagram「last night was fucking crazy.」、2022年2月4日付Instagram「FIRST SHOW OF TOURRRRRRRRR!!!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)