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【動画】2022年のレース・オブ・チャンピオンズは大会史上初の雪上/氷上イベント。個人戦の決勝は“セバスチャン対決”に

2022年02月07日 19:41  AUTOSPORT web

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2022年のレース・オブ・チャンピオンズ個人戦で優勝を飾ったセバスチャン・ローブ(左)と準優勝のセバスチャン・ベッテル(右)
スウェーデンのリゾート地ピテ・ハブスバッドで2022年のレース・オブ・チャンピオンズが開催され、ネーションズカップではチーム・ノルウェー(ペター・ソルベルグ&オリバー・ソルベルグ)が、個人戦ではWRC世界ラリー選手権で9連覇を達成した元王者のセバスチャン・ローブが優勝を飾った。

 今年のレース・オブ・チャンピオンズは大会史上初めて雪上と氷上での戦いとなった。現役F1ドライバーからはセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)とミック・シューマッハー(ハース)が出場。バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)も同郷の元F1王者ミカ・ハッキネンとともに出場予定だったが欠場となり、Wシリーズに出場していたエマ・キミライネンが代役を務めた。

 個人戦の決勝戦は、ローブとベッテルによる“セバスチャン対決”となった。個人戦に先立って行われたネーションズカップでは、ベッテルが所属するチーム・ドイツも、ローブのチーム・フランスも早々に敗退。だがこの個人戦では、ベッテルはキミライネン、コルトン・ハータ、トム・クリステンセンらを破って決勝進出を決め、一方のローブもペター・ソルベルグ、オリバー・ソルベルグ、マティアス・エクストロームに勝利し、決勝に駒を進めた。

 ローブは決勝でもその勢いを維持し、ポラリスバギーとRXスーパーカーライトに乗るベッテルに対して最初の2ヒートで勝利。しかしRX2eラリークロスカーをスタックさせるという珍しいミスを犯したため、ベッテルは3対0で破れるという事態を免れた。続く第4ヒートは再びポラリスバギーで行われ、ベッテルはタイブレークに持ち込もうと最善を尽くしたが、わずかにミスを犯して勝利を逃す結果に。ローブがセバスチャン対決を制した。

 スウェーデンでの勝利により、ローブの優勝回数はディディエ・オリオールに並んだ。ローブとオリオールは、ともに4勝を挙げている。

■2022年レース・オブ・チャンピオンズ スウェーデン 個人戦ハイライト


■2022年レース・オブ・チャンピオンズ スウェーデン 個人戦決勝 セバスチャン・ローブ対セバスチャン・ベッテル


■2022年レース・オブ・チャンピオンズ スウェーデン ネーションズカップハイライト