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ハッチが三重県に「ミツバチの楽園」をオープン ミツバチ保護や養蜂家育成目指し全国展開

2022年02月07日 17:22  Fashionsnap.com

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「ミツバチの楽園」イメージ

Image by: ハッチ
「ハッチ(HACCI)」が、ミツバチの為に取り組むSDGsプロジェクトの一環で、三重県伊勢市の伊勢神宮に隣接する広大な土地に「ミツバチの楽園」をオープンする。2022年春の完成を予定。今後は、千葉県鋸南町など全国数ヶ所で同プロジェクトの養蜂拠点を展開する。

 ハッチは、1912年創業の老舗養蜂園をルーツに持ち、高品質なはちみつを贅沢に使用した化粧品および、食品を展開しているブランド。創業者の1人である水谷仁美CEOは、「はちみつの素晴らしさをもっと世の女性たちに伝えたい」という強い思いのもとブランドを設立し、はちみつにヒアルロン酸やコラーゲンなどの成分を配合した食べ物や化粧品などに混ぜて使えるロングセラーアイテム「ビューティーハニー」を開発した。原点となるミツバチに何らかの形で尽力したいと考え、SDGsプロジェクトを考案。年々減少傾向にあるミツバチの保護と繁殖、ミツバチが快適に暮らせる自然豊かな環境作り、養蜂家の育成などを目的としている。
 「ミツバチの楽園」では、ミツバチにストレスをかけない快適な環境づくりに重きを置き、水谷養蜂園の養蜂家とセレクトした四季折々咲き誇る花々を敷地内で植栽する。採蜜のほか、農作物の受粉も担うことでミツバチ自体の個体数を増やし、ミツバチを通じた生態系の保護を目指す。また、養蜂技術や活動の情報を発信する場所として教室やセミナーを開催し、高齢化が続く養蜂家の若手育成に取り組む。三重県を皮切りに、2022年春から千葉県鋸南町(敷地面積1000平方メートル)のほか、数ヶ所で同施設をオープンする予定。

■ミツバチの楽園住所:三重県伊勢市楠部町1057番地2敷地面積:約2600平方メートル飼育数:40万匹植物の種類:桜、アカシア、栃、林檎、みかん、クロガネモチ、シナ、和栗など植樹予定:2021年10月~2022年3月(予定)細密予定:2022年春(予定)