2月6日に三重県の鈴鹿サーキットで開催されている『ホンダレーシングサンクスデー2021-2022』において、ホンダ・ライダーズ・ショーランと題された二輪マシンのデモランが実施され、レーシングマシンやモトクロスマシンがサーキットを駆け抜けた。
ショーランは、まずHRCテストライダーとして活躍する長島哲太がMotoGPでおなじみのレプソルカラーに彩られたホンダRC213Vで登場し、鈴鹿サーキットに水冷4ストロークDOHC4バルブV4エンジンの音色をメインストレートに轟かせた。
続いてはブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)にホンダレーシングから参戦する高橋巧と水野涼がホンダCBR1000RR-R Fireblade SPで登場。その後は全日本ロードレース選手権JSB1000クラスのSDG Honda Racingから名越哲平、Astemo Honda Dream SI Racingから作本輝介、SDG Motor Sports RT HARC-PRO.から榎戸育寛、ST1000クラスのAstemo Honda Dream SI Racingから渡辺一馬がホンダCBR1000RR-Rを走行させた。
ショーランはロードレースのマシンのみならず、全日本モトクロス選手権のホンダドリーム・レーシング・ベルズから大城魁之輔、大倉由揮がCRF450Rで、そして全日本トライアルのチーム・ミタニ・ホンダから小川友幸、氏川政哉がRTL300Rで登場した。
ロードのレーシングマシンたちは鈴鹿サーキット東コースを周回したが、モトクロスとトライアルマシンはメインストレートでウイリーやジャックナイフなどを披露し、グランドスタンドの目前で多彩な走りを見せ、訪れたファンたちから大きな歓声が沸き起こった。