王座奪還を目指すホンダ陣営は1月14日に参戦体制を発表し、4チームでドライバーラインアップ継続となったが、17号車Astemo REAL RACINGには新たに松下信治が加入し、“電撃出戻り移籍”として注目を集めた。
そんなホンダ陣営が2022年GT500クラスに投入する『NSX-GT』 Type Sバージョンが2月6日に鈴鹿サーキットで開催されているホンダレーシングサンクスデーにて正式にお披露目された。
一部の空力開発が解禁された2022年シーズンに向け、マシンのエアロパーツは2代目NSXの最終モデルで、集大成とも言われる『Type S(タイプS)』のアグレッシブなフロントフェイスが特徴的なデザインになっている。今年のGT500クラスは開発可能となったフリックボックス、ラテラルダクトが注目ポイントだが、NSX Type Sも今回お披露目された仕様から、開幕前のホモロゲーション期限まで、数パターンの開発が進められることになる。