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SixTONES、アクティブさ増すYouTube動画 スポーツ系企画の“神回”を振り返る

2022年02月05日 06:01  リアルサウンド

リアルサウンド

SixTONES

 メンバーとのスポーツ5番勝負に、バッティングセンターで豪速球に挑むーーこのところSixTONESのYouTube企画がアクティブさを増している。


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 ステージではスタイリッシュな衣装に身を包み、歌唱力とクールなパフォーマンスで魅了するSixTONESだが、YouTubeチャンネルではまた違った姿、特にスポーツやゲームとなると、度々神がかったシーンが見られる。今回はそんなYouTube動画の中からスポーツ系企画にフォーカスしてみたい。


 昨年12月に「SixTONES – きょも27歳記念のコラボ~前編~ – 登録者1000万人YouTuberの家に突撃!!」、「SixTONES – ヒカキンさんとドライブ – 2年ぶりの運転で緊張!」で人気YouTuberのヒカキンとのコラボレーションが実現。その中で次にコラボするなら? と森本慎太郎が聞いたところ「体張る系」とヒカキンが回答していた。実際に12月3日にHikakinTVで配信された「【ヒカキン vs SixTONES】超巨大跳び箱20段を誰が1番跳べるかバトル!【モンスターボックス】」では、SixTONESとの跳び箱対決が行われ、17段の跳び箱を軽々と飛んで見せた森本の活躍ぶりが光っていた。これをきっかけに火が付いたのか、今年に入ってアクティブな企画が続いている。


 SixTONESのスポーツ企画といえば、2020年5月の「SixTONES – Heartwarming Sports Day「優しい運動会」~1/2~」。令和の時代にぴったりと言える、日本一マイルドでキュートな運動会だ。ステージではクールでセクシーな「Telephone」も、YouTube企画になればキュートさが溢れる(「SixTONES – Telephone(運動会Ver.) ノーカット版」)。


 また、昨年4月の「SixTONES – 春の体力測定 – 運動できるのは誰だ!?」では、握力や立位体前屈などの基本的な体力測定を実施。先に行なっていた後輩のジャニーズJr.の実績と比較しながら進めていた。握力の測定だけでもどうしてこうも面白くなるのだと、その芸達者っぷりに感心すると共に、体育の授業でクラスメイトの奮闘を眺めているような懐かしさも味わえる。


 また、ゲーム企画ではあるが、昨年9月配信「SixTONES – 神回‼︎海外から取り寄せたゲームで遊んでみたら爆笑の連続wwww」では、ライクラチューブというスポーツゲームに挑戦。タイトル通りまさに神回な展開が待っていた。伸縮性のあるバンドの中に4人が入り、ペアで交互に勢いをつけながら交差。はじき出された人が出たらそのペアが負けというルールだ。これも独特の雰囲気があり、後半10分ごろからは、もはや笑いの確変とも言うべき状態に。なにがどうなっても面白いのだ。


 さて、今年1月14日配信「SixTONES【京本大我VSメンバー】スポーツ5番勝負!俺は運動オンチじゃないぜぇ!!」では、運動音痴とされる京本大我がメンバー5人と様々な競技で対決。サッカー対決では軽々とゴールを決めた髙地優吾、バスケでスマートにゴールを決める田中樹、経験者ならではのキレのある空手の型をみせた松村北斗と、スポーツが得意な人に心を奪われた青春時代が蘇ってくる。


 一方、一向に球が届かないストラックアウトではあったが、野球のユニフォームをカッコよく着こなすジェシーも印象的だった。かけっこ対決をした森本は、京本と顔を見つめ合って走るなんとも愛らしい一幕もあり、一生懸命に取り組む姿勢にキュンとしたり、なんでもない仕草や言動に腹を抱えて笑ったりと、彼らに親近感がわくのもスポーツ企画の魅力だ。


 1月28日配信の「SixTONES【大谷選手の豪速球165キロに挑戦】バッティングセンターで打ってみた!」では、白のユニフォームに着替えたメンバーが、バッターボックスに立ち、165キロと大谷翔平選手並みの豪速球に挑んだ。ユニフォームの着こなしからしてツッコミどころ満載だが、バットにボールを当てたのが意外なメンバーだったりするのも面白い。


 振り返ってみればジャニーズJr.時代も、2018年5月に配信された「SixTONES【室内スカイダイビング体験】メンバー全員大苦戦!?」で、室内スカイダイビングを体験。さらに遡れば2014年から2016年に渡って放送された『ガムシャラ!』(テレビ朝日)では、たくさんのジャニーズJr.メンバーと共にダブルダッチやフリースタイルバスケと、スポーツとパフォーマンスを掛け合わせた難易度の高いバトルにも挑戦してきた。若き彼らが切磋琢磨しながら奮闘する姿に胸を打たれた人も多いはず。月日を重ねて、愛らしさはそのままにトークもユーモアもパワーアップ。ボーイズグループのメンバーがスポーツに挑戦、というごくシンプルな内容ではあるが、どうしたって面白いのだ。


 SixTONESの公式チャンネルには更新日順に動画が並んでいるが、スポーツ企画の隣には、1月1日に公開され話題を呼んだ『THE FIRST TAKE』についての「SixTONES – EPISODE OF THE FIRST TAKE」に、「SixTONES – Rosy -Dance Performance Only ver.-」と、音楽に関する動画が並んでいる。この並びにあるような振り幅というべきか、激しすぎるギャップこそSixTONESの魅力なのだ。(柚月裕実)