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マセラティ、スポーティなキャラクターとレースへの情熱を表す限定車『MCエディション』を発表

2022年02月04日 18:30  AUTOSPORT web

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マセラティ・ギブリ“MCエディション”(カラー:ジャッロ・コルセ)
マセラティは2月2日、同社の『ギブリ』『レヴァンテ』『クアトロポルテ』にブランドの核となる、パフォーマンスの追求とレーシングスピリットを象徴する限定車『MCエディション』を設定し、2022年2月より順次販売を開始すると発表した。

 マセラティブランドといえば、トロフィーや伝説的なクルマ、歴史に名を遺すドライバーなど、思い浮かぶのはレーシングの世界であり、MCエディションはその栄光の歴史を称える限定車だ。“MC”はマセラティ・コルセの略称で、サーキットから生まれたスポーティなキャラクターとレースへの情熱を表している。

 今回のスペシャルエディションには、ジャッロ・コルセ(黄色)とブルー・ヴィットーリア(青色)という専用カラーが2色用意され、専用色と大胆でスポーティなキャラクターにより、マセラティブランドのルーツを外装からも見て取ることができる。

 このイエローとブルーのカラーはマセラティの本拠地でもあるイタリア・モデナのオフィシャルカラーであり、ジャッロ・コルセは3層の黄色に、光の加減でかすかに表れるブルーマイカを加えスポーティで先進的な外観を実現。対照的にブルー・ヴィットーリアは3層のマットブルーで極めて深い青色でインパクトを出しながらも、斬新でモダンなカラーに仕上げられた。

 さらにMCエディションのエクステリアには、特徴的なピアノブラックのディテールと、リヤフェンダーとBピラーには専用バッジが与えられている。

 また、レヴァンテMCエディションには22インチ、ギブリ、クアトロポルテのMCエディションには21インチのホイールを装着し、グロスブラック仕上げのリムとブルーのブレーキキャリパーにより完璧なエクステリアを演出しているという。

 そしてインテリアには、“ネロ・ピエノフィオーレ・ブラック・レザー”と呼ばれる皮革の全面にイエローとブルーのステッチが施され、さらにアクセントとしてデニムが加えられている。ヘッドレストには“MCエディション”のロゴがエンボス加工され、コンソール中央には専用エンブレムも配置された。

 パワートレインにはV型8気筒エンジンを搭載し、サーキットから生まれたスポーティなキャラクターとレースへの情熱を表しているマセラティの限定車“MCエディション”は、2022年2月より順次各国で販売が開始され、年内には日本への導入も予定されている。