2021年F1チャンピオンのマックス・フェルスタッペンが、カーナンバー1のF1マシンを初めて走らせた。オーストリアで行われた『GPアイスレース』のエキシビションとして、フェルスタッペンは氷上でレッドブルRB8をドライブした。
フェルスタッペンはピレリの特製のスパイクタイヤを装着したレッドブルで走行、初の氷上F1ドライブを楽しんだ。この際のマシンとヘルメットには初めてカーナンバー1が記された。
「F1マシンで氷上を走るのは初めてで、とても楽しみにしていた」とフェルスタッペン。
「とても面白かったよ。かなり滑りやすいから気をつけないといけないんだ。ブレーキを含めてすべてがとても冷えているし、レーシングカーは氷上を走るようには設計されていないから、より一層難しい。でも、とても楽しかった」
F1では各ドライバーがレースナンバーを選び、キャリアを通してそれを使用するが、チャンピオンは『1』か自身のレースナンバーのどちらを使用するかを選べる。フェルスタッペンは『1』を選択したことを明かした。
「ナンバーを変える機会は何回あるかな。1番は最高のナンバーだから、僕にとっては選ぶのはとても簡単なことだった。来年は33番に戻らないことを願っているよ」