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土屋鞄製造所が「オブジェクツアイオー」を事業譲受 新素材の共同調達や生産体制を強化へ

2022年02月03日 22:42  Fashionsnap.com

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オブジェクツアイオーの製品

Image by: FASHIONSNAP
土屋鞄製造所が、D2Cレザーブランド「オブジェクツアイオー(objcts.io)」を事業譲受した。譲渡額は非公表。オブジェクツアイオーを創業時から率いている沼田雄二朗氏と角森智至氏は引き続きブランドの運営に携わるという。

 オブジェクツアイオーは、土屋鞄製造所出身の沼田氏と角森氏が2018年に設立。PCを収納できるバックパックやiPhoneケースと一体化したウォレットバッグなど、現代のライフスタイルに合わせたデバイスフレンドリーなレザー製品を提案し、洗えるレザーバッグ「ウォッシャブルレザートート」やドローン専用バッグ「Mavic Air Bag」をはじめとするユニークな製品開発でも知られる。今年1月には2022年最初のプロダクトとして、防水レザーで仕立てたiPhone 12・13シリーズ用「ショルダーストラップ付MagSafe対応iPhoneケース」の新型アクセサリー「マイクロバッグ」の予約販売を開始した。

新製品「マイクロバッグ」 image by: objcts.io
 オブジェクツアイオーは土屋鞄製造所と以前から協力関係にあったが、土屋鞄製造所傘下の事業となることで「これまで以上の速度で“創造を刺激するオブジェクト”をお届けするために、新素材の共同調達や生産体制の強化、製品を手に取っていただきやすい環境の構築を新たな体制で目指す」という。
 今回の体制変更に伴い、沼田氏は土屋鞄製造所の取締役に就任。なお、オブジェクツアイオーを展開してきたZokeiは土屋鞄製造所の傘下には入らず、オブジェクツアイオー以外の事業を継続する予定だ。