2022年02月03日 17:51 弁護士ドットコム
いわゆる「トレース疑惑」を指摘されているイラストレーター、古塔つみさんが2月3日、自身のツイッター上で「大変お騒がせ・ご迷惑・ご心配をおかけしています。心よりお詫び申し上げます」と謝罪する文書を投稿した。ただし、「トレパク」は否定している。
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https://twitter.com/cotoh_tsumi/status/1489140943768809475/photo/1
古塔さんは、若者に人気の音楽ユニット「YOASOBI」の代表曲『夜に駆ける』のキービジュアルを担当したイラストレーター。
J-CASTニュースによると、あるYouTuberが配信した動画の中で、イラストの一部について「トレース疑惑」が指摘されたことを受けて、大手雑貨メーカーが事実関係を確認するため、商品を一時販売停止にしたという。
古塔さんはツイッターで、「引用・オマージュ・再構築として制作した一部の作品を、権利者の許諾を得ずに投稿・販売してしまったことは事実です」としたうえで「深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
写真素材や実際のモデルの写真を参考資料として制作することが多く、「この度、話題に挙げられている中には同様の手法で制作したものもございます」としつつも、写真そのものをトレースしたことはないと否定した。
模写についても、盗用の意図はないとしている。
今後については「このようなことがないように猛省し、しっかりと自らを律する所存です。著作権や権利についても改めて考えて参ります」などとして、「お詫び」を重ねている。