世の中には、信じられないようなパワハラや長時間労働が横行するブラック企業がある。キャリコネニュースに届いた読者の実体験を紹介しよう。（文：コティマム）
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「産業革命時代の資本家と労働者そのものの意識です」
とある電機メーカーに勤めていた京都府の男性（企画・マーケティング／年収900万円）は、当時の職場について「土日祝日長期連休を無視して、毎日働くことを強要されました」と振り返る。
「トップは社員に対してリスペクトはなく、産業革命時代の資本家と労働者そのものの意識です」
山口県の40代男性（営業／年収250万円）は、以前働いていた会社がブラックだったという。
「50人以上いる人たちが見ている前で壇上に立たされて、社訓と社是を一言一句正確に言わないと永遠と立たされた」
男性が慌ててしまい挙動不審になると、「50代くらいの人事部長に人格否定されて、『向いていない』と言われて強制的に辞めることになった」という。
「理事長がキレて物を投げる」「社畜のように扱われる」
同じく、上司の態度にプレッシャーや負担を感じる投稿が寄せられた。神奈川県の40代女性（教育・保育・公務員・農林水産・その他／年収350万円）は、勤務先の状態をブラックだと感じている。
「理事長がキレて物を投げる。現場を知らないくせに理想論だけ言う。『自由に』とは言うが、経営側と現場の意味合いは異なるため、食い違う。社畜のように扱われる。休憩なし」
現場の都合などお構いなしの上層部からの威圧に、相当苦しんでいるようだ。女性は不満をこう綴っていた。
「経営者や現場の長が『今』と言えば、何を置いてでも『今』やらねばならない雰囲気。机上の空論ばかりが先走り、現場との意思疎通が図れているようで図れない」
