神奈川県に住む40代後半の女性（その他／パート）は、世帯年収1200万円。その内訳は「夫の収入1100万円、自分は扶養内で125万円ほど」と明かす。キャリコネニュースの「世帯年収の不満」をテーマにしたアンケートに寄せられた声を紹介する。（文：福岡ちはや）
※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/CPG04M4S
「授業料や塾代、習い事、部活の道具代、医療費、そしてローン」
女性は現在「私立大学、公立中学校、小学校の3人の子どもがいる5人家族で、親からの援助は一切なしで、持ち家のローンを支払っています」という生活を送っており
「学校の授業料や塾代、習い事代、部活で使う道具代、医療費、そしてローン。贅沢していないのに、まったくゆとりがあるとはいえない」
と出費の多さを嘆く。そして公的な助成金の所得制限に対する不満を次のように訴えた。
「少しでも収入を増やすために、夫は日々自己研鑽に努め、勉強もして、とにかく努力しています。そうして得た収入にボーダーラインを引いて、手当をもらえなくなるのは納得がいきません。モチベーションが下がります」
また多子世帯であることも家計を圧迫する要因になっているのか、女性は、
「3人の育ち盛りの子どもにはとにかくお金がかかります。特に大学生は（学費が）高額。給付金などを考える際には、現在の世帯年収に対して子どもが何人なのかということが一番重要だと感じます」
と切実な思いを語っていた。
