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【1/31~2/6の運勢】2月1週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

2022年01月30日 22:11  isuta

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isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

まーささんによる「上半期の恋愛占い」、星乃せいこさんによる「2022年の運勢グラフ」も配信しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね♡

「上半期恋愛占い」「年間運勢グラフ」はこちら 今週のおひつじ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

自尊心の置きどころ

今週のおひつじ座は、自分は社会的にどこへ行き着いていくのかを遠望していくような星回り。

「冬薔薇や賞与劣りし一詩人」(草間時彦)という句のごとし。この句の前書きには、「勉めの身は」とありますから、職場での自身の働きぶりについて詠っているのでしょう。

自分はしょせん「一詩人」に過ぎないのだと謙遜こそしているものの、「冬薔薇」のつつましくも気高く、凛とした咲きぶりとの取り合わせから、作者にとって俳句や詩こそが自分の生きる証であり、誇りでもあるのだという静かな決意の深さが伝わってきます。

今週のあなたもまた、自身の自尊心の置きどころと、その決意のほどを改めて再確認させられていくことになりそうです。

続きはこちらから 今週のおうし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

ひらいてむすんで

今週のおうし座は、友好的な基礎に基づき、外部に開かれた付き合いを展開していこうとするような星回り。

クレタ島のクノッソス宮殿のごとし。50×25メートルの中庭を取り囲むようにして、祭祀施設、工房、倉庫、劇場、レストランなど、さまざまな用途の諸室が複雑に展開しているこの宮殿は、宮殿にも関わらず建物が常に外部に開放されており、周囲を取り囲む一切の防御施設を欠いていたのです。

また、宮殿の中庭は外部から直接に進入することができるだけでなく、建物の諸室への動線の起点となる中央広場のようなもの。王族だけでなく、広く市民に解放され、当時のクレタがいかに平和的で友好的であったかが分かります。

今週のあなたもまた、世間と隔絶した迷宮としてではなく、ひとつの公共空間として機能していく自分を意識していきたいところです。

続きはこちらから 今週のふたご座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

現実の足を折る

今週のふたご座は、いつの間にか生えていた現実への“根”を粉砕していくような星回り。

「季語・切字あらねばならぬかもしれぬ」(筑紫磐井)という句のごとし。例えば、「歳時記・冬」の暖房にかかわる伝統的な季語のおおむねが、薪炭をもとにしたものばかりですが、現代の家屋環境では、もはや「炭火」などすっかりフィクション(虚構)の世界のものになってしまっています。

これは「だから今の俳句はダメなんだ」と真面目に俳句の改革を訴えている内容だと受け取るよりも、「そもそも僕たちって底のないところを底にして立っていましたよね」といった、おおきな虚の感覚がぬるっと表出されたものと捉えた方がおもしろいように思います。

今週のあなたもまた、掲句くらいの“ちゃぶ台返し”を敢行してみるといいでしょう。

続きはこちらから 今週のかに座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

ここ掘れワンワン

今週のかに座は、不可解な衝動に突き動かされていくような星回り。

「何もすることがないので穴を掘ることにした」という書き出しのごとし。谷川俊太郎が幼稚園児ぐらいの子ども向けに書いたもので、「にちようびのあさ、なにもすることがなかったので、あなをほりはじめた」から始まる話がありました。

「穴があったら入りたい」とも言いますが、人間、生きていれば、どこかに身を隠してしまいたいという気持ちに突き動かされる時期がある。それは物理的な穴であっても、抽象的な“ここではないどこか”であってもいいんですが、それで骨董品にこり始めたり、バイクの免許をとって日本を一周しに行ってしまったりする。そういうのは説明できない心情で、とにかく絶対にそうしたい、と思うようになるのが特徴です。

今週のあなたもまた、自分の身がすっぽり入るくらいの穴を掘りだしてしまうかもしれません。

続きはこちらから 今週のしし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

荘厳なるバランス

今週のしし座は、自転しながら公転していくような星回り。

「天体が引き止めあへる冬と知る」(藤田哲史)という句のごとし。冬は、毎年私たちの頭上にこんなにも星々が輝いていたのかということを改めて気付かせてくれる季節でもありますが、地球から肉眼で見える星はすべて天の川銀河の中にあります。

星が銀河系の外へ飛び散っていってバラバラになってしまわないのは、まず星の重力が引き止めているからであり、さらに星の運動そのものが、銀河系が自分の重力でつぶれるのを防いでいるから。掲句の「天体が引き止めあへる」というのも、そうした荘厳なレベルで働く相互作用のことなのでしょう。

今週のあなた自身もまた、そうした天の川銀河系に存在するひとつの星として、いかに自分がさまざまな相互作用の働きのなかで存在しているかということを嫌というほど突きつけられていくことでしょう。

続きはこちらから 今週のおとめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

半ば付き合い、半ば突き放す

今週のおとめ座は、自分も含めた労働者の生活のために、金銭を贈ったり贈られたりしていくような星回り。

美術評論家で民芸運動の父として知られる、柳壮悦の「東洋的解決」という言葉のごとし。現代の自由主義経済において一般的な、高く売りたい作り手と、安く買いたい店が妥協するという「西洋での解決」とは異なるものとして、柳はそれを「東洋的解決」と呼び、後者の方が「もっと互の幸福を約束する」といいます。

ただ、これは理屈の上では理解できても、いざ実行しようとすると現代人の多くは強い抵抗を感じるはず。というのも、資本主義社会では労働と賃金は固く結びつけられており、労働者は自分を商品として資本家に売っていると錯覚するので、次第に人間としての尊厳をひどく傷つけられてしまうのです。

今週のあなた自身もまた、まずは収入を得て生計を立てることと、人のために働くことを別個のことして切り離してみるといいでしょう。

続きはこちらから 今週のてんびん座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

一つの快楽

今週のてんびん座は、自身にユーモアとエネルギーを流し込んでいくような星回り。

「面体をつゝめど二月役者かな」(前田普羅)という句のごとし。2月の寒さが激しい頃に、1人の男が帽子を目深にかぶり、首巻を鼻の上から巻きつけて面体をつつみ隠していたにも関わらず、それでも役者ということが一見してわかったというのです。

とはいえ、これがもし「二月(きさらぎ)の面体つつむ役者かな」だったら、原句のハッとした驚きは伝わらなかったはず。「二月役者」という造語で硬質でキレのある表情を出すことで、うまくその対比を際立たせ、何よりも句全体の調子がよりドラマチックでユーモラスなものになっており、どこか三味線の音さえ聞こえてくるようです。

今週のあなたもまた、どうせ楽しみごとをやるのなら、より調子をみなぎらせ、何より自分が楽しむことに貪欲になっていきたいところです。

続きはこちらから 今週のさそり座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

縁と事象

今週のさそり座は、思わぬところから自分の世界が広がっていくような星回り。

倉敷の観光地区の外れに佇む「蟲文庫」のごとし。店主が知識なし予算なしから開業した「蟲文庫」は、売るべき本がまだあまりなく、お客さんが来なかった頃から様々な苦肉の策を繋いでいくことによって、その個性が花開いていきました。

店主はマニアックな商品を並べ、店の帳簿に座っているだけで、次から次へと色んなことが起きてきた店の歴史をふりかえって、南方熊楠の「縁と縁の錯綜するところに事象が生じる」という言葉を思い浮かべているのです。これは、どこか今週のさそり座にも相通じる指針となっているように思います。

今週のあなた自身もまた、たとえささやかで、ときにまったくどうしようもないものもあれど、少しでも自分に関係ある縁はどんどん引っ張りこんでいきたいところ。

続きはこちらから 今週のいて座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

道すがらの石けり遊び

今週のいて座は、まだ言葉になっていない領域をみずから切り開いていこうとするような星回り。

盲目である緒方句狂が詠んだ、「空耳か炉咄かるく手で押さへ」という句のごとし。この句は今まで囲炉裏を囲んで話していた声がぴたりと止まって、ただ外の凍るばかりの静寂と触れた瞬間の、ただ炉火ばかりが赤々と燃えて人びとの顔を照らしている、そんな冬の静けさをじつにうまく捉えています。

彼はいつどこで誰に囲まれようとも、日ごろからたえず静寂に人一倍神経を研ぎ澄まし、それゆえに盲目でありながら、生き生きとして豊かな言葉を沈黙から紡ぎ出し、目明きに伍してきびしい芸術の世界で堂々と歩を進めることができたのでしょう。

今週のあなたもまた、自分は何を伝えていきたいのか、そしてそのためにはどこに向けて精神を研ぎ澄ませていかなければならないのか、改めて問われていくことになりそうです。

続きはこちらから 今週のやぎ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

カオスとエロスがこんにちは

今週のやぎ座は、ロシア思想的な泥臭さを、みずからの思想の中心軸に添えていこうとするような星回り。

「下方への脱魂」への誘いのごとし。神秘主義的体験は、なにも現実の上に向かう方向ばかりではなく、現実の下に向かう方向にも成立しうる事実を、これまで数々の芸術家や詩人たちが身をもって示してきました。

人間は身を投げ出したい衝動を確かに持っているのであり、それは大地との一体化とも、「下方への脱魂」とも呼ばれてきましたし、例えばドフトエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』において、ゾシマ長老の死後にアリョーシャが自分でもその理由が分からぬまま大地を抱きしめ、大地と接吻していたシーンに象徴的に表されてもいます。

今週のあなたもまた、魑魅魍魎として地上を這いずり回っていくべし。

続きはこちらから 今週のみずがめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

変革の震源地に立つ

今週のみずがめ座は、正しい時に正しい場所に正しい姿勢で立っていようとしていくような星回り。

「羽もなく鰭(ひれ)もなく春を待つてをり」(藤井あかり)という句のごとし。どこか芭蕉の「行く春や鳥啼き魚の目は泪」と対をなしているような印象の一句ですが、掲句は現状を悲観しているというよりは、一度はそういうことも夢見たが、今はそれでいいのだと受け容れているように思える。

なぜなら、春が来れば、自然はその姿をがらりと変えていくということを、わたしは知っているから。それは、羽や鰭を得て、さっさと別の次元の世界に行ってしまうことよりも、ずっと大きな意味があるのだと、実感しているのだ。春を待つ切実な想いの奥底には、事前に予想していた変化をこの目でじかに確かめたいという、人類を突き動かしてきた知的欲求もまた横たわってきたのではないだろうか。

今週のあなたもまた、じっと待つことの大切さやよろこびを改めておのれに刻んでいくべし。

続きはこちらから 今週のうお座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

天才か、妖怪

今週のうお座は、「ひとつの好きなことを長くやり続けること」で、感動を作り出していこうとするような星回り。

数学(算数)以外はまるでダメだった、子ども時代のアインシュタインのごとし。簡単にできることをわざわざ面倒なやり方をして失敗を繰り返す、そんな子どもだったのでしょう。実際、アインシュタインは9歳まで言葉を正しく使えず、勉強も数学(算数)以外はまるでダメだったのだとか。

まんべんなく落ち度のないように“普通”をしいる教育は、得意なことだけをひたすら長時間やってもいい学習の唯一にして、最大の妨げだったのでは。代わりに、アインシュタインは「わたしは天才ではない。ただ、人よりも長く、ひとつのことに付き合っただけだ」とも述べています。

今週のあなたもまた、賢く小利口にまとまるのではなく、例えのろまや愚図と言われようとも、なんとなく無意識に選び取ったものを大切にしていくべし。

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