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人気メンバー8人によるOCTPATH、急成長遂げるLAPONE BOYS……INIとは別の道を歩む“日プ2”元練習生たち

2022年01月28日 13:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『IT'S A BOP』

 『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』(GYAO!/TBS系)が終了して約7カ月半。最終順位11位までのメンバーで結成されたINIは華々しいデビューを飾り、人気を博している。初のレギュラーラジオ番組『From INI』(TOKYO FM)や初レギュラー番組『INI Road ~世界進出への道~』(MUSIC ON! TV)もスタートし、ますますの活躍を見せていくだろう。だが、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生したのはINIだけではない。彼らとは別の道を歩んでいる元練習生たちも多々存在する。


(関連:JO1&INI所属事務所からはLAPONE BOYSが誕生 ジャニーズJr.らデビュー前からコンテンツ公開する意義


 その一つが、2021年11月18日に結成されたOCTPATHだ。OCTPATHは冬馬、海帆、栗田航兵、古瀬直輝、太田駿静、高橋わたる、小堀柊、四谷真佑と、オーディション中から人気があったメンバー8人で構成されているボーイズグループ。結成後間もない11月28日には『OCTPATH 結成記念生配信「OCT・BIRTH」』(GYAO!)を配信し、改めてのメンバー紹介、グループ名の由来、1分のPR動画「ワンミニッツセルフィー」などをファンに届けていた。さらにYouTubeにも企画動画が複数アップされており、コメント欄を見ると彼らの活動を心待ちにしているファンがかなり多いことがわかる。


 そんなOCTPATHは、2月9日に1stシングル『IT’S A BOP』でデビューを果たすことが決定。表題曲は彼らのこれからの決意を表した楽曲で、ドラマ『ケイ×ヤク』(日本テレビ系)の主題歌にもなっている。YouTubeにアップされている「OCTPATH TEASER」で見られた爽やかなイメージから一転、クールな楽曲に仕上がっているのが印象的だ。それが表現できるのも、メンバー一人ひとりが非常に多才だからだろう。海帆を例に挙げてみよう。彼はロサンゼルスにダンス留学をしていた経験があり、ダンスはお手の物。さらにラップスキルも高く、「IT’S A BOP」でも英語力も存分に活かしたラップを披露している。他にもアクロバット、スケートボード、ヒューマンビートボックス、ギター、ピアノと驚くほど何でも出来てしまう人物である。もちろん他のメンバーも然りで、それぞれ歌もダンスも見事にこなしている上に、冬馬、太田、四谷、小堀、栗田は歌、古瀬、高橋はダンスとそれぞれ得意なスキルも持っている。また「IT’S A BOP」のMVを見ると、オーディション時から著しく成長しており、努力できる才能も持っているのだと伝わってくる。


 さらに、OCTPATHのグローバルさは特筆すべき点ではないだろうか。冬馬は英語、日本語、韓国語、インドネシア語、フランス語、バリ語と6カ国語を話すことができ、海帆は英語、高橋は韓国語を話すことができる。YouTubeの動画でも、それぞれ話せる言語を使って直接海外ファンへ語りかけている場面がある。複数のメンバーが自分たちの言葉で直接思いを伝えることができるのは、世界を目指す上で大きな武器になっていくだろう。2月11日には『OCTPATH 1st FANMEETING Be wiTH me』も開催され、活動が本格化していくはずだ。活躍が楽しみなグループである。


 そして、12月17日に発表されたLAPONE BOYS&LAPONE GIRLSもまた、INIとは別の道を歩んでいる存在だ。LAPONE BOYS&LAPONE GIRLSとはJO1、INIが所属するLAPONEエンタテインメントの練習生制度で、LAPONE BOYSには現在『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』に参加していた大久保波留、寺尾香信、平本健、福田歩汰が所属している。情報発信の場となっているのはYouTubeとSNS。YouTubeではオーディション中の動画からオーディション終了後の様子、最近の練習の様子などを見ることができる。大久保は唯一無二の表現力、寺尾はダンス、平本はダンスとラップ、福田は歌を磨き、それぞれオーディション中にも急激な成長を見せていたが、動画内でも自分たちで試行錯誤しながら成長している様子が見られる。「ありのままの僕たち|LAPONE BOYS始動」の最後にある「If you can dream it, you can do it.」という言葉は彼らにピッタリの言葉だ。本格始動後、心なしか顔つきも変わってきた印象の4人。デビューという夢を掴むまでの道のりが見られるのはファンにとってとても嬉しいコンテンツとなるのではないだろうか。


 7カ月半前、悔しい思いをしてきた元練習生たちは、それぞれの道を見つけて再始動している。全員が自分らしい在り方を見つけ、大きく羽ばたいていくことを祈りたい。(高橋梓)


※記事初出時、一部表記に誤りがございました。訂正の上、お詫びいたします。