社内のシステムエンジニアとして働くキャリコネニュース読者からは、しばしばブラックな実情を嘆く投稿が寄せられている。とある地方の卸売市場の社内SEとして入社したという30代男性は
「最初のうちは大丈夫だったが、月日が経つにつれてどんどん忙しくなり、休みの対応もする必要に迫られた」
と振り返る。(文:林加奈)
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「早朝4時から夜の9時以降まで休日でも対応」
その市場は「大型量販店の対応のために365日休みなく誰かが働いて」いる環境で
「そのトラブル対応で社内SEは早朝4時から夜の9時以降まで休日であっても対応しなければならなかった」
と過酷な日々を明かす男性。待機時間や休憩があったとしても、約17時間は会社に拘束される計算だ。さらに
「頼んでもいないのに持たされた会社携帯が、鳴らなければなんともないが、いつ鳴るかわからない不安で精神的にやられてしまい、情緒不安定になりやすかった。電話が来てリモートで作業して貴重な休日の時間を使ってももちろん無休で一切手は手当てはなし」
とブラック労働を嘆く。この会社は年間を通して対応できる社内SEを男性以外に雇えないのだろうかと疑問に思うが、最後に男性は「そんな会社に喜んではいる若い人はいないでしょうね」と皮肉を込めて綴っている。