1月25日から、三重県の鈴鹿サーキットでスーパーGT GT500クラスの3メーカーの車両が8台参加し、ニスモ主催のメーカーテストがスタートした。午前、午後2時間ずつのテストでは、2022年から登場するニッサンZ GT500が5台登場したほか、トヨタGRスープラ勢ではTGR TEAM WedsSport BANDOHの19号車、TCD開発車両の90号車が参加。またホンダ勢では、Astemo REAL RACINGの17号車が参加した。
そして、トヨタGRスープラ勢では、TGR TEAM WedsSport BANDOHの19号車が今季初登場。国本雄資と阪口晴南のコンビでの初走行となった。またTCD開発車両の90号車も姿をみせ、立川祐路、坪井翔がドライブしているシーンが写真で確認できている。なお90号車は、19号車と比べてもフロント左右のフリックボックスやラテラルダクトの形状が明らかに異なっており、ラテラルダクトは複雑な形状が見てとれた。
一方ホンダ勢では、3台が別コースでテストを行っているようだが、今季鈴鹿で2回レースが開催されることもあってか、鈴鹿が地元のAstemo REAL RACINGの17号車が1台のみながらテストに参加。塚越広大と、移籍加入した松下信治も午後にステアリングを握った。なお、NSX-GTも2021年と異なる空力パーツが装着されており、違いがみられる。