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「夫の給料が低くてイライラします。31歳で手取り20万円ボーナスなし」26歳SE女性の不満に注目集まる

2022年01月24日 12:30  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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「主人の給料が低くてイライラしてしまいます」と不満を訴える投稿が、掲示板サイトに寄せられた。1月中旬、掲示板ミクルにスレッドを立てたのはシステムエンジニアで26歳の女性。夫は31歳でゲームプログラマーだが、手取りが「20万円しかない(ボーナスなし)」などと嘆いていた。

「これが新卒や社会人3年目までなら仕方ないと思えるのですが、6年その会社に務めているにも関わらず給料が上がりません。むしろ5歳も年下の自分に3年前に給料を追い越されている状況です」

と苛立ちを隠しきれない様子だ。(文:篠原みつき)

「子どもを産みたくても産もうと思えない生活」とイライラ

スレ主のほうはボーナスなしの手取り24~35万円で、「夫も同じくらいならもっと貯金できるのに」と苛立ってしまうという。本人に転職しないのか聞いても「転職しようかなー」と口だけで、給料が低いのに「子どもが欲しい」と言ってくることにもイライラするそうだ。

「誰のせいで子どもを産みたくても産もうと思えない生活をさせられているんだ」

と夫が憎くなることさえあるという。「離婚」の文字が頭をよぎるが、そのほかに不満はないため「給料の低さ」で離婚してもいいのかと自問自答するスレ主。同じような状況の人にどうしているか問いかけた。

コメントには、「主さんが稼いでるから危機感ないのかな」など、スレ主に同情的な声が寄せられた。妻の収入が高いと離婚しやすい、プログラマーとして努力していないなら「向上心も無いものと判断し離婚した方が良い」などと離婚を勧める声もあった。

本当の問題は「小遣い8万円」だった!?

しかし中には「2人合わせたら月40万以上の収入があるのに余裕が無いって、どんな生活しているのですか」と素朴な疑問を投げかける人もチラホラ。これにスレ主が、お小遣いについて「私は2万円で主人が8万円ほど使っている」と答えると、スレッドの空気が一変。

「給料が少ない事よりも毎月のお小遣い8万の方が問題なのでは?」
「20万の給料で毎月8万の小遣いは分不相応かと誰でも思う」

といった指摘が相次いだ。確かに20万円の給料で小遣い8万円は多すぎる気がする。つまり夫は12万円しか家計に入れてないことになる。

ちなみに明治安田生命の調査(2020年)によれば、20~50代夫婦のお小遣いの平均は妻が2万6384円、夫が3万3720円だった。夫で一番多いのは「3万円」だという。スレ主は「給料低い」もさることながら「小遣い多すぎ」問題も気にするべきだろう。

スレ主はこうした指摘を受け、夫と相談し、まず小遣いを4万円に減らして貯蓄額をアップ。また夫は会社で昇給面談をした結果、近々給料が上がることにもなったそうだ。「給料上がらない」とくすぶっているだけではなく、ある程度交渉が必要だったのかもしれない。夫は「それでも低いようなら転職も視野に入れる」と前向きな姿勢を見せていたという。

スレ主は「本人も自分の給料の低さを気にしていたらしく『いつもお金の事で迷惑かけてごめん』と謝られ、私の方こそ不満ばかり言ってしまい申し訳なく謝りました」と報告。コメントをくれた人にお礼の言葉を伝えていた。話し合いでお互いの理解が深まったようで何よりだ。【参照元:掲示板ミクル https://mikle.jp/】