10円玉、1円玉、5円玉……。数えるのもめんどうなほど、小銭を貯めてしまった経験はないだろうか?
以前なら「全部まとめて銀行に預ける」という、簡単な解決法があった。しかし硬貨の預かりを有料化する銀行が増加、今年1月17日ついに「最後の砦」だったゆうちょ銀行も有料化され、1枚預けるのにおよそ1円かかるようになった。
実は筆者の手元にも、山盛りの小銭がある。さて、困った。これをどうすればいいのか? 調べてみることにした。(文:昼間たかし)
銀行なら「三井住友銀行」が狙い目
銀行の預け入れ手数料を比較した結果、大手都銀の中では「三井住友銀行」が一番オトクだった。窓口でなら、1日300枚まで無料で預け入れられる。しかし、このご時世、小銭300枚程度でわざわざ窓口に行くのは、かなり「コスパ」が悪い行動だ。
硬貨を一番気楽に使えるのは、コンビニなどにある「セルフレジ」だろう。しかし、そうした小型レジが収納できるのは、せいぜい1種類につき100?200枚程度のようだ。大量に入れるとエラーが出て迷惑千万である。
ちなみに、紙幣は制限無しで使えるが、硬貨の場合1度の支払いに使えるのは「20枚まで」というルールがある。大量に持ってこられても店が困るからだ。