1月20日、WRC世界ラリー選手権第1戦モンテカルロがモナコでスタートし、2022年シーズンが開幕した。新しい車両規定が採用される今シーズンに向け、TOYOTA GAZOO Racing WRTはプラグイン・ハイブリッド車両の『トヨタGRヤリス・ラリー1』を開発。今戦では、初日首位となったセバスチャン・オジエ/ベンジャミン・ヴェイラ組をはじめ、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組がこの新型モデルをドライブしている。
一方、ロバンペラはSS1での手痛いスピンによりタイムを失い、総合12位で初日を終えることに。また、TOYOTA GAZOO Racing WRT・ネクストジェネレーションから2022年のWRCにフル参戦する勝田貴元は、トヨタGRヤリス・ラリー1にマシントラブルが発生した影響で難しいラリーを強いられ、初日は総合9番手となっている。
「首位に立ち、トップ3に2台が入ったことを喜びたいと思う」と語るのは、TOYOTA GAZOO Racing WRTを率いるヤリ-マティ・ラトバラ代表だ。