同じ世帯年収であっても、食費にかける金額はそれぞれの事情や価値観によって違ってくる。世帯年収800万円のキャリコネニュース読者から、こんな声が寄せられた。(文:福岡ちはや)
※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/CPG04M4S
「場合によっては2人で10万円超える」
愛知県に住む50代前半の男性(IT・通信系/個人事業主/離婚・死別)は世帯年収800万円。男性は日頃の生活感について次のように語る。
「車は10年以上乗っているコンパクトカーで、昼食はコンビニで買ってるおにぎりです。普段はほぼお金を使わないですが、おいしいものを食べに行くときは1人1~2万円くらい、場合によっては2人で10万円超えるくらいのものでも、あまり気にせず食べてます」
一方、同じく世帯年収800万円で30代後半の既婚女性(神奈川県/専門コンサル系/派遣社員)は、
「搾り取られる税金が年々増加しているせいで旅行や外食ができず、食費も2万円以内に収める努力が必要不可欠。何の恩恵も受けられないので、働いても働いても支払いばかり。何のために働いているのかわからなくなる」
と嘆く。外食しないとはいえ1か月の食費が2万円はかなり厳しいだろう。いずれも同居の子どもは0人とのことだった。