1月14日、岡谷雄太は、スーパースポーツ世界選手権300(WSS300)に継続参戦すると発表した。チームも引き続きMTM Kawasakiに所属し、カワサキ・ニンジャ400を駆る。
岡谷は、2018年に全日本ロードレース選手権のデビューを飾り、J-GP3クラスで3勝を挙げランキング2位を獲得した。2019年からは活動の拠点を海外に移し、スーパースポーツ世界選手権300(WSS300)に参戦している。
WSS300の参戦初年度は、ランキング41位、2020年は優勝を1度、3位表彰台を1度獲得し、ランキング10位。そして2021年は3位表彰台に3度上がりランキング5位と成績を伸ばした。
そんな岡谷が2022年もWSS300に継続参戦し、チームはMTM Kawasakiでマシンはカワサキ・ニンジャ400と同体制で活動することを発表した。ここまでの経験を生かし、2022年には日本人初のシリーズチャンピオンを目指すという。
WSS300は2017年からスタートし、市販車最高峰レースであるスーパーバイク世界選手権(SBK)の併催で開催されている。2021年は13戦開催されるSBKの併催で、8戦行われることが暫定的に決定している。
カワサキ ニンジャ400、KTM RC390R、ヤマハYZF-R3といった市販車をベースにして行われるWSS300。参戦4年目となる岡谷の優勝争いに期待がかかる。
■岡谷雄太
「今シーズンもMTM KawasakiよりWSSP300に継続参戦します。日本人初のタイトル獲得を目指し、全戦全力で戦っていきます!! みなさん応援よろしくお願いします!」
■2022年度 岡谷雄太 レース活動体制
・参戦レース:FIM SUPERBIKE WORLD CHAMPIONSHIP
・クラス:World Supersport 300
・チーム:MTM Kawasaki MOTOPORT
・参戦マシン:Kawasaki Ninja 400