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ハロワで見つけた病院受付を3カ月で退職「休憩が短く、サービス残業も」

2022年01月19日 06:20  キャリコネニュース

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短時間から働けるとして人気の医療事務だが、もちろん中には「ハズレ」の職場もあるようだ。埼玉県の40代女性から、ハロワで見つけた病院受付の仕事をわずか3か月で退職したという体験談がキャリコネニュースに届いた。(文:林加奈)

※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H

「1日100人以上患者が来て午前の受付終了しても捌けず、休憩が遅くなる」


女性が辞めた理由の一つは、ハロワの募集内容と、勤務時間が大きく異なっていたことだという。

まず、昼休憩が十分とれなかった。

「昼休憩45分と書いてあったが、実際には20~35分くらいだった。そこは予約制で目いっぱい入れてたので、1日100人以上患者が来て午前の受付終了しても捌けなく、休憩に入るのが遅くなるのが当たり前のところだった。面接時は少し遅くなる日もあるけど程度の話だったのに」

勤務時間も説明より長かった。

「勤務時間は平日8時30分~19時まで、土曜日8時30分~15時までだが、朝は8時10分には出勤して夜も患者が捌ききれなくて19時30分までかかるのが当たり前。1か月で25時間の残業。残業代は出たけど、早出賃金と休憩時間の賃金は出なかった」

40歳を過ぎて未経験で始めた仕事がストレスになったのか、女性は勤め始めて1週間ほど経った頃に左腕がしびれるようになってしまった。

「ここにいてもろくなことがないと思った」

女性は勤務先の人間関係にも納得がいかなかった。

「昔からいる人たちばかりで、特に開院当初からいるパートが院長夫人と仲が良いので、そいつに気に入られないと夫人にあることないこと告げ口されて、評価が下がる」

退職した直接のきっかけは、「3年いる(他の)事務員さん」が厳しく言われていたのを見たこと。女性は「ここに長くいてもろくなことがないと思ったのも辞める理由の一つでした」と綴っている。

なお、勤務中ずっと続いていた左腕の痺れは、退職後すぐに治ったとのことだ。