ブラック企業と呼ばれる会社は、社長の様子がどこかおかしい。愛知県の40代男性(技能工・設備・交通・運輸)は、キャリコネニュースのアンケートにこんな社長の話を明かした。
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「20分ぐらい説教し、『バーカ』って言って去っていきました」
男性は「前職の清掃会社に入社してまだ10日目ぐらいのとき」の出来事を振り返る。前日が夜19時まで仕事で、翌日は「朝4時半の集合」というハードスケジュールだった。
入社したばかりで環境にも慣れていなかったという男性、「体調もよくなかったので、朝の4時前に『休みたい』と連絡したら、上司(といっても自分含め3人しかいない零細企業)からは『ゆっくり休んで』と言われた」という。
ところが、これが社長の逆鱗に触れたようだ。
「その数分後に社長からものすごい圧のかかった声で連絡がきて、『今から家にいくから』って朝の4時半過ぎに連絡きて。『熱もある』みたいに言ったら(実際は微熱程度でしたが)、ほんとにマンションのホールまで来ました」
「もの凄い怖い顔してたのははっきり覚えてます。で、来たらさっそくデコに手をあててきて 『熱なんかねーじゃねぇか』と、早朝にマンションのホールででかい声で言われました。そっから20分ぐらい説教されて、どうしても体調わるかったので、休みますと言ったら『バーカ』って言って去っていきました」
3人しかいない会社で1人休まれたら困るのも分かるが、頭に血が上り過ぎて無駄な動きや暴言を吐いてしまうところが、ブラック企業と言われても仕方ない点だろう。