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世帯年収1200万円の女性、さらに高年収の家庭を羨む「土日は外食される方が多い。うるおい方の差がすごい」

2022年01月18日 17:41  キャリコネニュース

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世帯年収1200万円の女性、さらに高年収の家庭を羨む「土日は外食される方が多い。うるおい方の差がすごい」

上を見ればきりがない年収の差だが、世帯年収1200万円の家庭にも不満はある。キャリコネニュース読者から寄せられた、「現在の世帯年収に対する不満」を紹介する。

「お金のかかるバレエや塾には通わせてあげられない」

東京都で暮らす40代前半の女性(メーカー系、素材・医薬品他/派遣社員)は、世帯年収1200万円で3人の子どもを育てる母親だ。女性は現在の暮らしに対する不満をこう打ち明ける。

「贅沢は、習い事のスイミングで級が上がると、ご褒美に外食するくらいです。子どもが3人いますが税金ばかり払っていて、まったく子育て(支援)の恩恵を受けられていない状況です」

「下の子がまだ4歳ですので、貯められる時期にお金を貯めたいものの、児童手当も少ないし打ち切られてしまいますので、将来が不安でなりません。最近は特に、上の子が食べ盛りで食費がかなりかかっています。だから余計に外食なんてできません。習い事もお金のかかるバレエや塾には通わせてあげられないのが現状です」

女性は自身よりも世帯収入が多い人たちを思い、

「共働きで我が家より世帯年収があるご家庭は、土日は外食される方が多く、なかには平日もあまりご飯は作らず宅配ミールに頼る人もいます。うるおい方の差がすごくて、何だろう……と思ってしまいます」

と本音をこぼしていた。

ファイナンシャルプランナーの大野翠氏(芙蓉宅建FPオフィス代表)は次のように解説する。

<年収1200万円世帯では教育関連費に関して公的なサポートがほぼなく、すべて家計から捻出することになり、負担は決して軽くありません。

習い事に関しては、まず「いくらまでなら月謝に充てられそうか」を把握すべく家計収支を振り返ってみましょう。それでも希望する習い事へ通わせることができないようであれば、予算に見合った他の習いごとを探すという方法もあります。いずれにしても、家計からいくらまで捻出できるのかを把握した上で方向性を決めていきましょう。

さらに今後、「いつまでに、いくら教育費がかかるか」を概算で良いので計算してみましょう。長期的な出費を明確にすることで備えられます。

食費に関しては、業務スーパーやコストコでまとめ買いすることで一回当たりの食材単価を抑えることができます。買い物に行く回数を減らすことはムダ買いを抑える効果もあります。日々の工夫が節約に繋がり、継続することで今後に繋がります。>

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※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/6FE3D7NZ