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天竺鼠・瀬下、リアクション芸を「BPOに抵触しない」と言い切るも妻から保険をランクアップされる

2022年01月15日 17:31  Techinsight Japan

Techinsight Japan

『アイ・アム・冒険少年』にて天竺鼠・瀬下とフワちゃん(画像は『瀬下 豊(天竺鼠) 2021年7月19日付Instagram「今日の19時からアイアム冒険少年SP」』のスクリーンショット)
昨年末の『アメトーーク大賞2021』(テレビ朝日系)で、流行語大賞にパンサー尾形の「ピンチ」と天竺鼠・瀬下の「チャンス」が選ばれた。お笑いコンビ・天竺鼠は『キングオブコント』で3回ファイナリストになっており、ネタを作るボケ担当・川原克己は「天才」と評されるほどだ。相方の瀬下豊もここのところリアクション芸で注目を集めているが、実情は想像以上に過酷で体に異変が起きたという。

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舞台『結 -MUSUBI-』(2月4日開幕)で脚本・演出を手がけるNON STYLE・石田明(41)とキャストの瀬下豊(42)が1月14日放送のラジオ番組『中川家 ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)にゲスト出演した。瀬下はテンションを上げて「気合いと根性! ピンチはチャンス!!」、「“死ぬこと以外はNGなし”でホンマにやらせてもらってます」とアピールするが、石田は「こいつ41歳から体を張りだしたんですよ」と呆れていた。


NON STYLEや天竺鼠の世代まではお笑い芸人が集まって飲むと、意味もなく「割り箸を頭に刺したり」、「歯ブラシを入れてはいけないところに入れたり」して盛り上がったそうだ。中川家・礼二が言うには「やられるのが似合う芸人がいる」らしい。それがたむらけんじ、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)と続いて最後の世代にあたる瀬下は「それでめちゃくちゃ体を張った」経験からリアクション芸に繋がったという。

BPO(放送倫理・番組向上機構)は昨年8月に「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」を審議対象にすると発表したが、瀬下は「自ら望んでやっているのでBPOには引っ掛からない」と気にする風でもなく、逆に「やらされている感覚はない。時代が合っていたな」とうそぶいてリアクション芸でブレイクしたことに自信さえのぞかせた。

宮城県気仙沼の漁場でネズミザメを200匹捕るという50時間に及ぶロケに挑んだ時は、船員に見込まれて「芸人やめたらおいで」とスカウトされたという。バンジージャンプのロケで目隠しをされて現地に連れて行かれ、目を開けてから秒で“100mの竜神バンジー”を飛んだ瞬間は「今でも夢を見る」ほど怖かったそうだ。なかでも「激辛ラーメン」に挑戦してブレイクのきっかけを作っただけに“激辛ロケ”が多く、3日間続いたこともあった。さすがにお腹に違和感があり、病院に行ったら「腸捻転」と診断されたという。中川家・剛が「そこまで追い込むのや~」と思わず唸ったところ「そうですね、子どももいますし」と瀬下。石田に「子どもがおるからこそ捻れさすなよ!」と釘を刺されていた。


昨年3月放送の『東野・千鳥のうちのパパはお笑い芸人 家族で漫才GP』(フジテレビ系)に瀬下が長男と出場した際、当時の年齢で結婚13年目の妻・和恵さんと長男(12)、長女(10)が紹介されていた。瀬下は2020年7月にインスタグラムで「バット振る息子 竿振る娘」と家族でアウトドアを楽しむ動画を公開しており、妻や子どもたちと過ごすよきパパぶりがうかがわれる。

そんな瀬下だが、実は「高いのも辛いのも苦手で、普段はキムチも食べない」と明かしながら「だからこそバンジーや激辛はチャンス」と前向きなので、礼二が「リアクションもホンマやからな」と納得していた。しかし妻はリアクション芸を心配して「保険をツーランク上げた」そうだ。中川家や石田は「死ぬ思われてるやろ?」、「生々しい話やな」とこぼしていたが、当の瀬下は妻の気持ちを理解して保険のランクアップを「快諾した」という。

ちなみに相撲部屋を描いた舞台『結 -MUSUBI-』で瀬下は役柄からまわしを締めるが、“激辛ロケ”の影響でお腹が緩くなりトイレにいくたび締め直さねばならないのが悩みだという。その割に出番でリアクション芸を見せることはなく「今回チャンスはありません!」と残念そうだった。あとは石田の演出で、どのようなポテンシャルを発揮するかに期待したい。



画像は『瀬下 豊(天竺鼠) 2021年7月19日付Instagram「今日の19時からアイアム冒険少年SP」、2021年6月20日付Instagram「ごちそうハンター見てくださった方々ありがとうございました!!」、2022年1月1日付Instagram「皆様。あけましておめでとうございます」』『「ザ・ラジオショー」』(ニッポン放送・平日13時~) 2022年1月14日付Twitter「1月14日 #中川家ラジオショー」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)