葉鳥ビスコ原作によるミュージカル「歌劇『桜蘭高校ホスト部』」が本日1月15日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕。公演に先駆けてゲネプロが行われた。
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「桜蘭高校ホスト部」は、お金持ち高校に特待生で入学した庶民・ハルヒが、とあるハプニングにより、美形男子揃いの“ホスト部”に入部することになったところから始まる学園ラブコメディ。これまでTVアニメやドラマ、実写映画化などさまざまな形でメディア展開されてきた同作について、須王環役の小松準弥は「多くの方に愛されてきた『桜蘭高校ホスト部』の世界を『歌劇』『舞台』で表現させていただけること、とても光栄に思います」とコメント。また藤岡ハルヒ役の山内優花は「私たちにしかできない"歌劇"という新しい表現で、さらに愛してもらえるように頑張りたい」と気持ちを明かした。
自身の演じるキャラクターに対しこだわった点について問われると、鳳鏡夜役の里中将道は「ホスト部の裏ボスとして、みんなをうまく使って常に利益のある事を考えている、愛ある頼れる鏡夜を届けられたら」と語る。また常陸院光役の二葉勇が「常陸院ブラザーズの見せ場があるのでそちらにも注目です」とアピールすると、常陸院馨役の二葉要も「常陸院ブラザーズは、小悪魔でイタズラ好きなところがある2人ですが、その中にも品格を持たせることが今回のテーマでした」と続け、「2人のBL風味は面白いと思います!(笑)」と笑いを誘う。
さらに劇中の楽曲・ダンスでの見どころについて、埴之塚光邦役の小西詠斗が「“ダークハニー先輩”になっているシーンをぜひ見ていただきたいです。あと崇とのコンビネーションを楽しみにしていただたら」と述べると、銛之塚崇役の加藤将も「ハニモリ先輩のあれですよね! どこのシーンで出来るかをずっと探してました! お楽しみに!」と力強く語った。さらに「『ホスト部』メンバー7人の魅力を漢字一文字で表すと?」という質問には、山内は「柔」、小松は「結」、里中は「元」、二葉勇は「絆」、二葉勇と小西は「愛」、加藤は「光」を挙げ、それぞれの漢字にカンパニーへの思いを表現していた。
最後、観客たちへの「おもてなしの一言」として小松は「今日という日がみんなにとって、僕たちにとって、特別なひと時になりますように。いえ、必ず特別な日にしてみせます!」と伝えた。東京公演は1月23日まで、大阪公演は1月29日・30日に大阪・メルパルクホール大阪で上演。また東京千秋楽となる1月23日17時公演、大阪大千秋楽の1月30日17時公演はライブアーカイブ配信も実施される。
■ 「歌劇『桜蘭高校ホスト部』」
日程:2022年1月15日(土)~1月23日(日)
場所:東京都 天王洲 銀河劇場
日程:2022年1月29日(土)~1月30日(日)
場所:大阪府 メルパルクホール大阪
□ スタッフ
原作:葉鳥ビスコ(「月刊LaLa」白泉社刊)
演出:菜月チョビ
脚本:赤澤ムック
音楽:Yu(vague)
主催:歌劇「桜蘭高校ホスト部」製作委員会
□ キャスト
須王環:小松準弥
鳳鏡夜:里中将道
常陸院光:二葉勇
常陸院馨:二葉要
埴之塚光邦:小西詠斗
銛之塚崇:加藤将
藤岡ハルヒ:山内優花
猫澤梅人:大海将一郎
宝積寺れんげ:斉藤瑞季
九瀬猛:柏木佑介
藤岡涼二(蘭花):法月康平
アンサンブル:内藤ぶり、野口友理香、平沢奈美、藤綾近、前川ゆう、増山航平、光永蓮、蘆川晶祥
(c)葉鳥ビスコ・白泉社/歌劇『桜蘭高校ホスト部』製作委員会