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SixTONES 髙地優吾、松村北斗から引き継ぎ二度目の就任 リーダー決めに見るグループらしさ

2022年01月15日 06:01  リアルサウンド

リアルサウンド

SixTONES

 2022年1月1日、SixTONESのリーダーが決定、2年ぶりに髙地優吾が担当する。SixTONES公式YouTubeチャンネルでは、『2022あけおめ- リーダーは誰だジャンケン!?』と題して、リーダー決定までの過程を公開。現在までに110万再生を突破している(1月12日現在)。


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 動画では、昨年大晦日に行われた『ジャニーズカウントダウン2021→2022』に出演した直後にメンバーが集結、じゃんけんが行われ、新リーダー決定までの様子が映されている。2020年のデビュー年は髙地が務め、続いて2021年には松村北斗が就任。髙地は名誉リーダーに加えて、2度目のリーダーとなる。


 また、1月5日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)でも、SixTONESのライブツアー『Feel da CITY』の模様を報じるなかで、天の声が「SixTONESといえば、ある変わったルールがある」とクイズ形式で紹介。髙地の挨拶のパートでは、今年のリーダーに就任したことをファンに報告、勝利した“パー”にしてと呼びかけ、そのまま手を横に振るように上手に誘導し、会場のファンを楽しませる様子が放送された。


 ジャニーズの他のグループでは、“リーダー”と呼ばれて久しいTOKIOの城島茂や嵐・大野智のほか、NEWSの小山慶一郎のように自らリーダーに名乗りを挙げるメンバーもいれば、同じく挙手したなにわ男子の大橋和也は「(仮)」がつくリーダー的ポジションに。一方、KAT-TUNやHey! Say! JUMPのようにリーダーを設けないグループもあったりと様々。その中でSixTONESはじゃんけんで決める、かつ交代制を取っている。


 ことの発端は2020年1月11日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)にゲスト出演した時のこと。あえてリーダーを設けていないというSixTONESだったが、大野智の勧めでリーダーを決める流れに。大野の「リーダーは何もしない」というスタンスを受けて、櫻井翔の仕切りによってメンバーの多数決で髙地が選出された。翌年はじゃんけんが行われ、2021年1月5日に行われた『on eST』ツアーのライブ配信中に松村がリーダーに決定したことを発表。この年に度々出演した『スッキリ』(日本テレビ系)では、松村がリーダーを受け入れられないとこぼすも、司会の加藤浩次は松村に対し「リーダーらしくなった」とフォローしたことも。そんな松村だが昨年暮れに配信された動画ではリーダーシップを発揮し、メンバーに挨拶を促す場面もみられた。


 さて、今回の『2022あけおめ- リーダーは誰だジャンケン!?』の動画では、ジェシーの「あけまして」の掛け声で元気よく6人の挨拶からスタート。続いて「一大イベントがあるじゃないですか」と田中樹が振ると、これまでは裏で行っていたというリーダー決めを「team SixTONESと共有しよう」と公開に至る経緯を説明した。続いて、京本大我の勧めでリーダーの王冠の“エア返還式”からスタート。松村は一般人には見えない大ぶりな王冠を大切そうに扱い、返還した。何かと芸が細かい彼ら。即興で応じる連携プレーをみせたが、ふざけあっているようでもteam SixTONESにも共有してくれたり、儀式を設けて締めるところは締めたりと、意外ときっちりしているところも愛らしい。


 じゃんけんで決めるのには彼らなりの理由があり、田中は「年の初めに、最初にじゃんけんして勝ったヤツが1番運が良いから。その年、SixTONESが良い方向に向かうんじゃないか。そいつリーダーにしちゃおうぜ」と説明すれば、森本慎太郎も「そいつの運にあやかっちゃおうぜ!」と続けた。


 いざ、勝負へ。掛け声と体の力の入り具合から伝わるメンバーの気合。あいこが3回続いたところで田中が「みんなリーダーやりたいもんね?」と意思確認すると5人も頷く。そこから再びあいこが続き、髙地、松村、森本の3人に絞り込まれた。じゃんけんをする姿だけでも面白いのはSixTONESならでは。最終的に髙地がリーダーの座を手にした。


 メンバーの拍手のもと、先ほど返還された王冠を頭にのせる髙地。「すごいやりたかったリーダーになれて嬉しいです。この自由な5人をまとめられるようにしっかり頑張りたいと思います」と所信表明。前任の松村と固い握手を交わし、最後に「これからもSixTONES、2022年全力で頑張るので応援よろしくお願いします!」とリーダーらしい挨拶で締めくくった。


 ファンにとっても年始のお楽しみの一つになりつつあるSixTONESのリーダー決め。今年は髙地にあやかり、じゃんけんの際には縁起の良さそうな“パー”で勝負していきたいところだ。(柚月裕実)