1月14日、ホンダは2022年のモータースポーツ体制発表会を行った。このなかで、全日本スーパーフォーミュラ選手権でホンダ/M-TECエンジンを使用するチームのドライバーラインアップが発表され、参戦3年目となるThreeBond Drago CORSEは、新たに福住仁嶺を加えシリーズを戦うことになった。
2020年からスーパーフォーミュラに参戦を開始した道上龍監督率いるThreeBond Drago CORSEは、2年間タチアナ・カルデロンがステアリングを握り、コロナ禍により来日が叶わない際は、塚越広大がその代役を務めてきた。
迎える2022年は、すでに12月のスーパーフォーミュラ鈴鹿合同テストでもステアリングを握っていた福住がチームに加入した。福住の参戦により、チームはシーズンを通してドライバーを固定して戦うことができる。
「今シーズン、全日本スーパーフォーミュラ選手権にThreeBond Drago CORSEから出場することになりました。まずはこのような機会を頂いた関係者の皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。国内最高峰カテゴリーはフル参戦4シーズンめとなりますが、少しでも良い結果を残すために、私自身もチームに貢献できるように頑張りたいと思います」と福住は意気込みを語った。
「道上監督とはレーシングカート時代からお世話になっており、一緒にお仕事ができることを非常に楽しみにしています。私自身もチームとともに、切磋琢磨して勝利を目指します」
そんな道上監督も、福住と仕事ができることを楽しみにしているという。「新年あけましておめでとうございます。ThreeBond Drago CORSEはスーパーフォーミュラに参戦して今年3年目となります。まずはチームを支えてくださっている企業の皆さま、関係者の皆さま、ファンの皆さま、日頃よりご支援賜り誠にありがとうございます」と道上監督はあいさつした。
「今シーズンは昨年末のテストでもドライブした福住仁嶺選手を起用することになりました。福住選手とはレーシングカートで活躍していた幼少期から縁があり、メーカー育成ドライバーとしてステップアップした際にもアドバイザーして指導した経緯があり、個人的にもよく知る選手です」
「誰もが認める速さをもつ福住選手を迎えるにあたり、改めて気を引き締め、応援して下さるすべての方のご期待に応えるべく、勝利を目指して頑張ります」