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職場の男女格差に怒り「入社してまず覚えさせられたのは、マネージャーと営業マンのコーヒーの好み」

2022年01月13日 06:20  キャリコネニュース

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性別によってイメージや役割が決めつけられることがある。キャリコネニュースにも「男だから」「女だから」という理由で「決められた役割」に違和感を覚える読者がいる。今回は女性からの声を紹介する。(文:コティマム)

キャリコネニュースではジェンダーギャップをテーマにしたアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/ZYVZFJ4M

「後から入社した男性パート社員が、偉そうに指示してくる」


女性からは、職場での男女格差に怒りをあらわにする声が多く見られた。

「女性のみ事務服を着るルールで、スーツ着用さえ許されなかった。会社行事の食事の際は、若い女性から順に上司から役員の隣に座ることを強制される。もちろん男女の給料格差は、同じ仕事でも車1台分はゆうに存在する」(愛知県/30代女性/事務・管理/正社員/年収400万円)

埼玉県の30代女性(年収100万円)は、福祉・介護業界でパート・アルバイトとして働いている。女性は、性別で仕事内容や給料に違いがあることや、それを当たり前と思っている男性スタッフに不満を抱く。

「ものを頼むのに上から目線。私たち女性の方が全然先に入ってる(入社している)パートにもかかわらず、後から来た男性パート社員でさえ、トイレ掃除、雑用全般を私たちに振る!時間給も(女性より)全然貰ってるし、やる事なす事、仕事がいい加減。歳だって社員になれない年齢にもかかわらず、偉そうに指示してくる」

デスク拭きや電話を取るのは女性「同期の男子はそんなこと言われない」

愛知県の営業職の40代女性(正社員/年収250万円)は、女性のみが教えられた”仕事”や”ルール”に疑問を抱く。

「入社してまず覚えさせられたのは、マネージャーと営業マンのコーヒーの好み(砂糖あり、なし、ブラックなど)。それを朝1番でいれること。そして全員のデスクの拭き掃除。電話は女子がすぐに取れ。3コール鳴ったら『お待たせしました』。私自身も営業マンでしたけどね。同期の男子はそんなこと言われないし求められてませんでしたよ」

新人全員が「会社のルール・習慣」としてこれらを行うならまだしもだが、いまだに「振られるのは女性だけ」では、到底納得いかないだろう。