「男だから」「女だから」とイメージで決めつけられ、不快な経験したことがある人もいるだろう。キャリコネニュースには、性別によって押しつけられた価値観で憤りを感じたことがある女性読者から、さまざまな体験談が寄せられている。(文:コティマム)
キャリコネニュースではジェンダーギャップをテーマにしたアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/ZYVZFJ4M
お土産配りは女性の仕事?「お茶出しもいまだに女性の仕事とされている」
愛知県の40代女性(事務・管理/正社員/年収450万円)は、職場で「女性は雑用を期待されている」と感じている。
「例えばお客さまの手土産を社員に配るよう渡されるのはまだわかるが、上司でもない社員が旅行に行ってきたお土産までも、配るよう当たり前のように渡される。1人2人の話ではなく、ほとんどの男性社員がそのような対応。呈茶もいまだに女性の仕事とされている」
大阪府の20代女性(営業/契約社員/年収450万円)は、出産をきっかけに職場での理不尽さを感じたという。
「産後仕事に戻った時、人事から『妊娠により能力が下がった』と言われた。『能力が戻ったとされる条件は何ですか?』と聞くと『わからない』の一点張りでした」
性別によって変わる部下の態度「女性だからなめられているのだろうか?」
東京都の20代女性(Web・インターネット・ゲーム/正社員/年収400万円)は、部下の態度に不信感を抱く。
「私の部下ですが、他の課の男性上司の指示には『わかりました』とすぐ対応するのに、直接の上司の私からの指示には『これは部の方針ですか?』『なぜこれをやらないといけないのですか』と聞いてくる。部の方針ならやるけど私の指示ならやらないということですか?」
部下は「男性のマネージャーに対しては絶対にそのような質問はしていない」という。女性は「女性だからなめられているのだろうか?と感じます」と悔しい思いを滲ませている。