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大丸松坂屋百貨店が初のアートメディア「アートヴィラ」を始動、アートのある豊かな生活を提案

2022年01月08日 09:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ARToVILLA

Image by: 大丸松坂屋百貨店
大丸松坂屋百貨店が、初のアートメディア「アートヴィラ(ARToVILLA)」を開設した。コンセプトは「アートをつくる人、受け取る人、お互いが一緒になってアートを楽しむ視点を増やす」。アートを買うことを日常化し、アートのある豊かな生活を定着させることを狙いとしている。

 日本国内では美術品の市場規模が2500億円を超え、販売チャネルとして百貨店は画商に続き2位(約2割)を占める(2019年調べ)。特に現代アート市場は拡大傾向にあり、若年層コレクターからの人気が高く、今後もこの傾向が続くことが予想されていることから、「アートヴィラ」の立ち上げに至ったという。
 アートヴィラでは、アート所有の敷居を下げるコンテンツをオンラインと店頭で発信し、アートを所有するまでの体験を届ける。ウェブサイトでは展示会情報や特集テーマに基づいた各種コンテンツ、HOW TO系の連載コンテンツなどを掲載。キュレーターやコレクター、異業種のクリエイターなどをパートナー「#DOORS」として迎え、さまざまな切り口のコンテンツを提供する。#DOORSにはスマイルズ代表 遠山正道、建築家 永山祐子、アイドル 和田彩花、クリエイティブディレクター 植原亮輔らが名を連ねる。
 このほか、ウェブサイトと連動した実店舗での展覧会を予定しており、第1弾として、GINZA SIX 5階のアールグロリュー ギャラリー オブ トウキョウで「アートプロジェクト『ARToVILLA』スタート記念 武田双雲展 ー飛翔ー」を開催。会期中、書道家 武田双雲の書が初のVRコンテンツとして登場する。会期は1月13日から26日まで。

◾️ARToVILLA