世帯年収400万円のキャリコネニュース読者から、切実な生活感を明かす声が寄せられた。神奈川県で子ども2人を育てる40代後半の女性は、パート勤務で
「夫婦共働きですが2人とも低収入のため……」
と語りだした。(文:福岡ちはや)
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「車必須の地域なのに、自転車と公共交通機関のみで移動」
女性は自身の暮らしぶりについて、次のように明かした。
「夫婦共働きですが2人とも低収入のため、車必須の地域なのに自転車と公共交通機関のみで移動し、ボロボロの中古住宅に住みながらも、なんとか2人の食べ盛りの子どもを育てています。食事はほぼもやしと旬野菜、豚肉と鶏肉でまわしています。旅行も外食も休日の外出も滅多にしません」
しかし、女性は貯金ができないわけではなく
「ひと月15万円ほど貯金して、子どもらの学費をひたすら貯めています」
というから驚きだ。必要額は子どもの年齢にもよるが、徹底した節約で頑張っているのだろう。このような状況に対し、女性は「自分は子ども時代からずっと貧困で慣れてはいるため、みんな元気で生きているだけで不満はありません」とは言いつつも、
「欲を言うなら新築住宅に住んだり、毎年旅行やレジャーを楽しむような人生を送ってみたかったです」
と本音も打ち明けていた。