アメリカの貨物運送会社『UPS』が高額のスポンサー料の小切手をフェラーリに配達することはもはやないだろう。UPSとフェラーリは、9シーズンにおよぶF1での商業パートナーシップを終了する。
フェラーリはスペインのサンタンデール銀行との契約に続き、2022年シーズンに向けたスポンサー契約の調整を続けている。2010年から2017年にフェラーリのスポンサーを務めたサンタンデール銀行は、フェラーリとの関係を復活させたが、その理由の大部分はカルロス・サインツがめきめきと頭角を現していることにある。
フェラーリが長年のスポンサーであるフィリップモリスとの関係について状況を発表していない一方で、チームはセカンダリーパートナーとしてスイスのデジタル・コレクタブル企業ヴェラスネットワークと契約を締結している。
しかしながらフェラーリは、2013年以来チームの公式物流輸送パートナーであったUPSとの協業を延長していない。フェラーリは、2月中旬のチームの公式2022年発表会に先立って、さらなるパートナーシップの発表が予定されていると述べている。