仕事を辞める動機には長時間労働や人間関係などさまざまあるが、キャリコネニュース読者から寄せられた「即行で退職した」アンケートの回答には、「不衛生」という声がしばしば見られる。今回は、衛生面が徹底されるべき歯科医院でのエピソードを紹介する。(文:林加奈)
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H
「院長がまさかの手袋してない」
沖縄県に住む20代後半の女性(その他/年収100万円)は、未経験で歯科助手として働き始めるも、わずか1週間で退職した。理由は「そこの歯科は衛生面がすごくひどいところ」だったからだ。
「入口を見たら患者用のスリッパはない。真冬に蛇口のお湯が出ない。院長がまさかの手袋してない。汚れた雑巾で器具を拭く。何人にも使い回しのエプロン、タオルなどを使用していました」
こんなに不衛生な歯科医院は、患者としても避けたいところだ。その後女性は思わぬ形で退職する機会を得たという。
「私が入って1週間後に面接に来た方が経験者で資格多数所持しており、その方を採用したため、院長の奥様からお断りされました。私自身もここの衛生面にはびっくりしてすごく不愉快だったので早めに辞めようと思っていたので逆に助かりました」
と、安堵した様子で綴っている。