社内の雰囲気や人間関係、パワハラなど、会社を辞めたくなるにはさまざまな理由がある。キャリコネニュースには「会社を辞めたい」と思ったことがある読者から、さまざまな体験談が寄せられている。(文:コティマム)
※キャリコネニュースではアンケート「会社をやめようと思ったエピソード」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/EYERWBZ9
「受話器を投げつける音、物をデスクに投げる」業務の音が過度にうるさい同僚
退職を決意した理由として、こんな声が届いている。
「トップが一代で築いた会社で、もの申せる人がいない。社員、役員でさえもトップの機嫌を損ねると即解雇。安心して仕事ができないので辞めることにしました」(40代女性/管理・事務職)
「些細なミスで店長からの『殺すぞ』など脅しとも取れる暴言の数々に耐えきれず、辞めることを決めました」(20代女性/販売・サービス)
管理・事務職の30代の女性は、職場の同僚たちに嫌気がさしており、次のように打ち明けた。
「人を選んで対応を変える人がいる。受話器を投げつける音、足音、キーボードの音、物をデスクに投げる等、業務の音が過度にうるさい人がいる。噂話が激しく、個人的に話した内容がすぐ 広まり、うわべだけの話しかできなくなった。感情的になる人がいて扱いが面倒」
人間関係や上下関係など、気を遣い続けることはストレスだ。
入院し医師から自社勤務を勧められるも……会社は「それは医者の理想」
営業職の20代女性は、基本的にはクライアント先に常駐する形で勤務していたが、「自身に疾患が見つかり入院を余儀なくされ1週間入院」した。その際、会社からは不信感を抱く対応をされたという。
「退院前診察で担当医からは、『当分の間自社勤務したほうがいい(疾患のことを社外の人には詳しく話さないだろうし、ストレスにより数値や体調に影響も出るため、少しでも落ち着いて働ける空間に異動すべき)』と言われたにもかかわらず、人事・上長から『それは医者の理想』と一蹴された」
社員の体調や医師の言葉を無視した対応。すぐに辞めたくなる気持ちも納得だ。