不倫は幸せだった家族をいとも簡単に壊してしまう。信じていたパートナーの態度が一瞬にして変わった現実は、なかなか受け入れられないだろう。
不倫した夫と離婚し、2人の子どもを育てているという40代女性の体験談が、キャリコネニュースに寄せられた。(文:コティマム)
※キャリコネニュースでは不倫をテーマにアンケートを実施中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/TX9IZBNW
「周りにバレているのに、バレてないと思っていたらしいです」
離婚前、女性はコロナ禍での夫の不審な行動に疑惑を抱き始めた。
「コロナ禍なのに帰宅が遅くなり、カマをかけたら喧嘩になり、数日後に『性格の不一致』と離婚を切り出され、その日に家を出て行った。子どもたちにも『離婚するから』の一言だけ。納得できず不倫を疑って探したら、結果黒」
不倫相手は夫と同じ会社の派遣社員だった。
「女は不倫を繰り返してたらしく、社内でも有名な派遣社員で、契約切りで退職。元旦那も左遷で退職。会社でも怪文書が出たり、上司から注意されても聞き入れず大ごとになり、認めない元旦那を会社が切った感じ。会社の上司から私に謝罪があり、元旦那は周りにバレているのに、バレてないと思っていたらしいです」
不倫が明るみに出たことで、職も失った夫。その後夫は、「女と一緒になりたいから」と離婚調停を申し込んできた。しかし夫は半年で調停を取り下げ、弁護士も解雇した様子で調停は難航夫は「弁護士にウソの情報を伝え、調停員も唖然としていた」とのことで、夫は周囲の人すべてに迷惑をかけ続けたようだ。
子どもたちの住む場所がなくなるのに「家を売る」と言い出す
夫の呆れた言動はそれだけではない。家族へのお金の支払いもなく、住宅ローンの催促電話がかかってくる中、元夫は自分名義の「家を売る」と言い出した。
「『子ども達が住む所がなくなる』と言ってもお構いなし。養育費の支払いも払わないと思い、一括で請求。少ないけど300万円ずつの600万円を一括払い、家の名義変更もすることを条件に、離婚成立させた」
と女性は離婚の顛末を明かした。夫に対して怒りが収まらない様子だ。
「全く自分が悪いと思っていないこと。子どもたちが小学生、高校に進学する時で大変な時期にもかかわらず、謝罪や反省がないこと。いっさい『子どもたちに会いたい』とか連絡はない。まず子どもたちが大切なら、進級の大変な時に離婚とか言い出すことはないだろうと思う。進級に必要なお金も支払いは全部自分。その時は心身共に疲れました」
女性は「16年の家族は幻かと思うぐらい、女で変わった」と振り返る。不倫によって一瞬で変わってしまった家族。ただ女性の生活は、現在は落ち着いているようで
「今はどうなってるかわからないが、元旦那に幸せはないだろうと思う。子どもたちも(夫が)出て行った時と進級の時は大変だったが、今は子どもたちと楽しく生活できている」
と近況を綴っていた。