大学名によって、志望企業にスルーされてしまう「学歴フィルター」。だが、「学歴なんて関係ない」という人がいるのも確かだ。
千葉県の30代男性(IT・通信系/営業/正社員・職員)は、キャリコネニュースのアンケートに「学歴は不要」と回答。出身校について「拓殖大学政治経済学部、偏差値44、自身が当時に選択したものであり、全く不満はない」と胸を張る。そんな彼は38歳で、現在年収が1400万円ほどあるという。どんな経緯だったのか。(文:okei)
※キャリコネニュースでは学歴をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/NPGZ8QF0
「いわゆるFランク大学で」
男性は「自身がいわゆるFランク大学卒業であり、且つ高校を卒業後2年間フリーターをしていた経験あり」と語り始めた。
「大学卒業後日系企業に就職、30歳でカナダへ遊び留学。31歳で帰国、その後2社の日系企業と2社の外資を経て、現在は外資系IT企業で就業。年齢は38歳で年収は1400万円ほど。直近の4年間で年収を3倍近くにまで引き上げており、自身のブランディングが明確にできれば学歴は関係ないと考える」
転職も重ねて、チャンスを探っていくことで、いまは自分を評価してくれる企業に巡り合えたようだ。
男性は「一辺倒な勉強に時間を使う位であれば、個を磨いた方が価値があると思う」と語っていた。