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飲食店は人と人が繋がる大切な場所 - サントリー水谷社長が飲食店の現状や同社の取り組みを語る

2021年12月24日 16:51  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
サントリーホールディングスは、新TV-CM「人生には、飲食店がいる。『不思議な場所』」篇を12月23日より公開。同日公開を記念したメディア向け説明会が行われ、サントリーコミュニケーションズ 代表取締役社長 水谷徹氏が登壇した。



同社では、2020年4月より飲食店の支援を目的にさまざまな取り組みを行っている。説明会では、飲食店の現状やサントリーの取り組みについて語られたので紹介しよう。


飲食店は、緊急事態宣言等が解除された21年10月以降回復基調にあるものの、厳しい状況が続いていると水谷氏。また、家飲みやデリバリーなどを活用する人も増え、家で過ごすのが当たり前になっており、生活様式も変化していると話す。

○サントリーのさまざまな取り組みとは



サントリーは、飲食店に行く機会が減ってしまった今だからこそ、改めて飲食店という場所の価値や魅力を伝えていきたいと思い、2020年4月の飲食店への医療期間向け消毒用アルコール提供から、「人と人が話す」つなげる大切さが感じられるWEB動画「話そう。」篇の配信、「食べて、飲んで、元気を。」を応援メッセージとしたキャンペーン実施やSNSに投稿された動画映像などを繋ぎ合わせたCM動画「2020年の希望」篇の公開など、さまざまな取り組みを行っている。

2021年11月2日より発信を始めた「人生には、飲食店がいる。」このメッセージは、バス停広告や屋外広告、約2万店の飲食店・酒販店にポスターやステッカーにて展開しているという。この取り組みに対して、飲食店・酒販店からは「こういう時代にお客様がほっこりするようなメッセージで素晴らしい」「外食っていいな、また飲みに行こうと思ってくれたらいいな」など、多数コメントが届いていると水谷氏は笑顔で話す。


また、このメッセージを見た生活者からも、「全飲食関係者の思いを代弁してくれている」「生きる喜びだと思う」など好評のコメントが届いているという。

○「人と人とのコミュニケーション」を後押しする存在に


なお、12月23日から公開している新TV-CM「人生には、飲食店がいる。『不思議な場所』」篇では、吉高由里子さんが出演し、時代を超えて愛される23本の映画作品の名シーンから、飲食店が登場する印象深いものを繋ぎ合わせて制作したとのこと。なお、この新TV-CMは年明けも継続して公開する予定だという。



サントリーは、「食事をする、お酒や飲料を飲む」というだけでなく、「人と人とのつながり」の場をつくっていくため、今後も飲食店に寄り添った活動を継続していきたいと水谷氏は力を込めた。(黒ゆい)