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【夫の不倫相手は女子大生】夫は「被害者」ではなかった。既婚を隠して不倫を…

2021年12月24日 10:41  弁護士ドットコム

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「結婚して5年。まさかこんな裏切りにあうとは思いませんでした」。夫・雄介さんのトンデモ不倫に巻き込まれた主婦・直美さん(30代)の体験をもとに、夫が後先を深く考えずについた嘘が大騒動に発展した事例を紹介します。


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(この漫画は弁護士ドットコムに寄せられた相談を元にしています)



●第2話「夫は被害者ではなく、加害者だった」



ある日、突然「女性から1200万円を支払えと脅迫されている」と告白した夫の雄介さん。



その憔悴しきった姿をみて、直美さんは「浮気したんだな」と直感したといいます。



「彼のことは学生時代から知っていますし、彼の長所である真面目さやマメさって、ほかの女性からも魅力にうつることはわかっていましたから」



しかし、雄介さんは自分は被害者だと主張してきたのです。



「雄介、本当のことを言って欲しい。どうして1200万円も請求されたの?」



「だから俺は被害者なんだ。アルバイトの女子大生の子に優しくしただけで…」



「それなら、会社に言えばいいよね? 今回のことは会社に言ってるの?」



「いや、言えてない」



食卓に突っ伏して、さめざめと泣く雄介。要を得ない雄介さんとのやりとりに、直美さんはだんだん苛立って来ました。



「もう、いい加減にして。脅されているなら会社か警察に私が連絡するよ」



最初はまるで被害者のような口ぶりで話していた雄介でしたが、私の尋問に「完オチ」したのか、その晩、洗いざらい白状しました。









不倫をはじめて間もなく1年という頃、雄介が結婚していることが相手にバレたのです。