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8割以上が「老後の資金」が不安、住宅購入後に後悔した事とは?

2021年12月24日 07:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
カーディフ生命保険は12月21日、「第3回 生活価値観・住まいに関する意識調査」の結果を発表した。調査は10月8日~13日、全国の20歳~59歳の男女2,149人を対象にインターネットで行われた。


まず、現在感じている不安について聞いたところ、「老後の資金」が83.2%となり3年連続で最多となった。新型コロナ感染への不安については70.4%。昨年から大きな変化は見られないが、30代では減少傾向にあった。



次に、新型コロナ感染拡大後新たにお金をかけるようになったものについて質問。すると、「資産運用」が最も多く46.5%となり、次いで「資格取得」(27.7%)、「保険の見直し」(23.2%)が続いた。ちなみに、全体の2割以上がコロナ下で投資額を増やしたとのこと。特に、30代は6割以上が「資産運用」へ追加投資している。


理想の生活を送るために重視することについて尋ねると、「夢や目標を持つ」が最も多く71.2%、次いで「自分の家を持つ」が65.4%、「自分の車を持つ」が57.9%で続いた。全体的に、20代にライフイベントへの意欲の高さが見られる結果となっている。


住宅を購入した人に対して、購入理由を聞いてみた。すると、最多は「自分の家を持ちたかった」で57.3%となり、以下「家賃を払い続けるのがもったいない」が25.9%、「資産として残るから」が24.3%で続いた。特に30代では、「資産として残るから」(32.2%)などマネーへの意識の高まりがうかがえる回答が多く見られた。


一方で、住宅未購入者のうち住宅を購入したいと考える人は、全体で4割弱。特に、20代では5割以上にものぼったほか、テレワーカーでも5割以上の回答が見られたとのこと。

住宅を購入したい理由については、「自分の家を持ちたいから」が最多で61.8%。世代別では、20代が74.8%で最も高かった。


住宅購入意向のある人に、検討場所について聞いてみた。すると、「都心派」は48.2%で「郊外派」は51.8%で、意見がほぼ半々に分かれる結果に。テレワーカーに関しては、約6割が「都心派」となった。


住宅購入者に、住宅購入後に後悔した事を聞いてみたところ、「団信の特約を付けておけばよかった」が39.1%で最多。3年連続でトップとなった。


団信に加入しているのは43.2%で、年々増加傾向にある。


住宅ローン借入形態については、全体では「単独ローン」が78.6%と最も高い結果となった。年代別で見ると、20代~30代では66.7%にとどまり、「連帯保証」「連帯債務」「ペアローン」といったパートナーなどとの収入合算が3割強を占めた。(フォルサ)