2021年シーズン限りでメルセデスF1チームから離脱することを発表しているバルテリ・ボッタスが、チームのYouTubeに登場。ファンから寄せられた質問に答える形で、メルセデスでのキャリアを振り返った。
2013年にウィリアムズからF1にデビューしたボッタスは、2017年にメルセデスに移籍し、5シーズンを戦った。
ファンから初めてメルセデスのマシンに乗ったときの印象について聞かれたボッタスは、「レースに勝っているマシンに自分が乗っているなんて信じられなかった。それまで乗ってきたものとはまったく違ったよ」と移籍当初を振り返る。
https://youtu.be/8lIVz22aZ9A
さらに2017年からの変化について問われると、「老けたし髭が伸びたね」ととぼけてみせた後、「チームワークや自分自身のこと、そしてレースについて多くを学んだ」と、常勝チームメルセデスで遂げた成長について述べた。
また、ボッタスはよりプライベートな面でもメルセデスにいたことで得られた恩恵があったと明かした。
「レース以外でメルセデスの一員になってよかったことは?」という質問に対して彼は、「カンパニーカー(チームからドライバーに貸し出される車)だね。6カ月毎に新しい車に交換できて、しかもどんな車も選べるんだ」と答え、「最高だったね」と笑顔を覗かせた。
2022年シーズン、ボッタスはアルファロメオに移籍する。これから達成したいことについて尋ねるファンの質問に、「いつかチャンピオンになりたいとはまだ思っているし、それがリストの最上位だね」と答えたボッタスは、「将来についてワクワクしていることは?」という質問にも「(F1では)どんなことも起こる可能性があるのがエキサイティングだし、これからもプッシュし続け、ベストな状態であり続けるよ」と語り、新天地での活躍を誓った。