9,000ピース越えのタイタニック号も - 「大人レゴ」で嗜む最高のブロック遊び
2021年12月23日 11:11 マイナビニュース
○「大人レゴ」とは?
そもそも、「大人レゴ」とはどのようなものなのでしょうか?
レゴジャパンによると、「童心に返って楽しむマインドフルネスな時間を創出」するため、さまざまな大人の趣味に合わせて展開するコンテンツなのだそう。レゴストアを見て回ると、長年の人気商品である「スター・ウォーズ」シリーズや本格的なスーパーカーを組み立てる「レゴ テクニック」、今年発売された「レゴ ボタニカルコレクション」など、大人の創造意欲を掻き立てる商品が多く並んでいます。
ここからは、レゴストア ダイバーシティ東京 プラザ店にて、レゴジャパンのシニアマーケティングマネージャー・橋本優一さんに紹介してもらったイチオシの「大人レゴ」を紹介していきます。
○ボタニカルコレクション
今年1月1日より販売を開始した「レゴ ボタニカルコレクション」。フラワーブーケや盆栽など、さまざまな植物をレゴで表現することができます。
もちろん枯れないのでお手入れも不要で、気分や季節によってアレンジを変えて楽しめるのもレゴならではですよね。現実から離れ、美しい花や盆栽を表現することに没頭することで、ストレスの解消にもつながるのだそうです。
またSDGsの一環として、こちらのシリーズには持続可能なサトウキビを使用した植物由来のプラスチックを使用しています。
○タイタニック号
9,090ピース。これだけのパーツを使ってどんなレゴ作品が出来上がるか、想像できますか?
今回訪れた店舗の店長が見せてくれたのが、レゴで作った「タイタニック号」です。スタッフ数人で6時間以上かけて作ったというタイタニック号は、ブロックで構成されていると思えないほどリアルで精密。しかもパカッと中を開けると、横断面にまで船室やボイラー室が!
これには思わず「ここまでやるか……」という言葉が漏れました。これは大人でも、いや大人でないと満足できないこだわりが詰まった商品です。プロペラを回すと、内部のピストンエンジンが作動するなど、まさに「大人の遊び」ですね。
○グランドピアノ
自分で考えたレゴの商品アイデアを応募できる「レゴ アイデア」。世界中のレゴファンの「こんなレゴがあったらいいな」の中から、実際に製品化を行う企画です。採用された場合、発案者には報酬も支払われるそうですよ。
橋本さんが紹介してくれたのは、そんな「アイデア」から生まれた「グランドピアノ」。内部には複雑なハンマーと弦も再現されています。椅子の高さが調整できたり、ペダルも実際に動かせたりと、細かい部分にまでこだわりが。
また、無料のアプリで曲を再生すると、音楽に合わせて鍵盤が動くようにもなっています。完成した後も楽しめるのがうれしいポイントですよね。
○ハリー・ポッターシリーズ
完結してからもなお、世界中で多くの人に愛される「ハリー・ポッター」。大人のファンも多いことから、レゴのハリー・ポッターシリーズも「大人レゴ」のひとつとして人気なのだそうです。
物語に度々登場するチェスや、開くと物語が始まるような「ホグワーツの教科書」なども好評です。
いかがでしたか? このほか、安定的にヒットしている「スター・ウォーズ」やマーベル作品とのコラボシリーズ、細部まで作りこむポルシェやワーゲンなど、大人のコレクション欲やクリエイティビティを刺激する商品がまだまだあります。
「大人のブロック遊び」の世界へ足を踏み入れてみませんか。
※写真内の商品価格は取材当時の価格となります。価格は販売時期や店舗によって異なります。（安藤おもち）
