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河童の気持ちになれる?河童のニット帽が爆誕

2021年12月22日 15:01  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

河童の気持ちになれる?河童のニット帽が爆誕

 愛知県津島市で編み物教室と手芸雑貨のお店「ひつじたまっこsaorinknit」を営んでいる編物作家のさおりんさんが、寒い時期にピッタリ?かもしれないユニークすぎるニット帽をTwitter上で発表しています。


 「河童の気持ちになりたい時ってありませんか?そんな時はぜひこちらの河童ニット帽を」とツイートした、さおりんさん。添付されていた写真には、3色の毛糸で河童の頭を表現したニット帽が紹介されていました。テッペン部分のお皿は肌色で表現。その下のふさふさした髪(?)の部分は、濃い緑。そして人間ならば肌にあたる部分は黄緑色の毛糸で表現。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


 記者は生まれてこのかた、1度も河童の気持ちになりたいと思ったことはありませんが、これは被ってみたい!しかし、なんでまた河童のニット帽を作ろうと思ったんだろう……。さおりんさんにうかがってみました。


 さおりんさんはもともと、変わった物をつくるのが大好き。次は何を作ろうかと考えていたときに、ふと思いついたのが「河童の帽子かわいいかも……」。そこで、河童のニット帽を作るために河童について詳しく調査。ものすごい量の画像や資料を見まくったとのこと。


 そうした下準備を重ねて、作り始めたそうなのですが、お皿の大きさが資料によって異なるため、何度も編み直しすることに。最後は「自分で一番可愛いと思う形に仕上げた」と話していました。


 また、毛の部分はあえてギザギザではなく、毛糸をそのまま付けるというこだわりよう。たしかに、こっちのほうがリアルな感じがします。


 そんな河童のニット帽について、自己採点は「80点くらいかな?」と、さおりんさん。もう少し頭にフィットする感じで、より河童らしさを出したかったとのこと。今でもじゅうぶん河童らしさは出ていると思いますが……。


 さらに今後は毛の部分をもう少し細い糸で付けたり、「くちばしや手袋なども編んでみたいなと思っています」と、やる気満々。もしかして、河童になろうとしています……?​
<記事化協力>
ひつじのたまっこ~Saorinknit~さん(@saorinknit)


(佐藤圭亮)