遠州鉄道、運賃改定を2/1実施 - 初乗り140円、定期運賃も値上げに

遠州鉄道は、国土交通省中部運輸局宛に提出していた鉄道事業の旅客運賃上限変更認可申請が認可されたことを受け、2022年2月1日に運賃を改定すると発表した。


運賃改定後、初乗りの普通旅客運賃を現行の120円から140円に値上げし、現行の160～240円区間(4.1～8.0km)は一律10円加算する。現行の280円以上の区間(8.1km～)は据置きとなる。



定期運賃も1カ月・3カ月・6カ月それぞれ値上げに。通勤1カ月定期の場合、0～3.0kmは現行の4,880円から5,760円、3.1～4.0kmは現行の5,330円から6,210円に引き上げる。通学1カ月定期の場合、0～3.0kmは現行の3,290円から3,880円、3.1～4.0kmは現行の3,600円から4,190円に引き上げる。他の区間もそれぞれ引き上げるが、8.1km以上の区間は現行通りに。なお、2月1日以降を通用開始日とする定期券を1月31日までに購入する場合は、現行運賃が適用される。（佐々木康弘）