FRaU2022年1月号は毎年恒例となっている“まるごと1冊SDGs号”の最新版。「世界を変える、はじめかた。2022 Where there is a will, there is a way. 意志のある美しさを探しに。」と銘打たれ、2022年を迎える前に知っておきたいSDGsの最新事情やトピックが紹介される。
■ FRaU編集長・熱田千鶴コメント 2018年12月に初めてまるごと1冊のSDGs号を刊行してから、MOOKも含めて今号で10冊目となりました。「世界を変える、はじめかた。2022」では、「意志のある美しさを探しに。」と題して、地球と自分を美しくするためのコンテンツをご紹介しています。
副題である“Where there is a will, there is a way.”は、「意志あるところに方法はある」という英語のことわざです。強い意志があれば、おのずと道が開けていくという意味ですが、私はこの言葉にSDGsを達成するためのヒントがあると思いました。現在の世界を見渡すとSDGsのゴール達成には到底追いつかない、気が遠くなることも多いですが、それでも私たちは前に進むしかなく、強い意志を持ってこの星をかつての美しい地球に戻すべく、変えていく努力をしなければなりません。地球を美しくすることは、巡り巡って自分の美に還ってくることでもあります。
意志を持って道を開いている人は美しさも兼ね備えている、ということも今号の取材から教えてもらいました。1冊を通してそんな気づきを得てもらえたら幸いです。