12月21日、スーパーGT GT300クラスに参戦するK2 R&D LEON RACINGは、いち早く2022年の参戦体制を発表した。2022年も黒澤治樹監督のもとメルセデスAMG GT3、ブリヂストンタイヤという組み合わせを継続するが、ドライバーとして蒲生尚弥のパートナーに篠原拓朗が加入することになった。
ブラックのカラーリングのメルセデスを走らせ、スーパーGT屈指のスタイリッシュさを誇るK2 R&D LEON RACINGは、2018年に黒澤と蒲生がチャンピオンを獲得するなど、その実力もGT300トップクラス。メルセデスとブリヂストンというパッケージはライバル勢もうらやむものだが、2022年もそのパッケージが継続されることになった。車名もLEON PYRAMID AMGと変更なしだ。
一方で、ドライバーラインアップが改められることになった。エースとしてチームを支える蒲生のパートナーとして抜擢されたのは、2021年にHitotsuyama Audi R8 LMSを駆りGT300初優勝を飾るなど、伸び盛りの若手ドライバーの篠原だ。
2020年にTCRジャパンシリーズでチャンピオンを獲得した篠原は、2018年がGT300デビュー。2020年にエヴァRT初号機 X Works R8、PACIFIC NAC D'station Vantage GT3でスポット参戦し、2021年はHitotsuyama Audi R8 LMSでフル参戦。2022年はチャンピオン経験があるK2 R&D LEON RACINGから参戦することになるが、チームの溝田唯司チーフエンジニアとは、スーパー耐久のD'station Vantage GT4でも組んできた。
そして新加入の篠原は「2022年、K2 R&D LEON RACINGに加入させていただけることになり本当に感謝しております。黒澤監督、蒲生選手からたくさんのことを学び、シリーズチャンピオンを目指します。この素晴らしいチーム体制でレースができることが非常に楽しみですし、このチームの一員になれたことが本当に嬉しいです。応援よろしくお願いいたします」とコメントを残した。