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失敗しないメンズファッション 第1回 短足に見えない服の「選び方と着こなし方」

2021年12月19日 07:31  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
日本人男性が体型の中で抱える事の多い悩み。それは「短足」であるという事。体型の特徴上どうしても多くの方が抱えやすい悩みで、筆者である僕自身も同じように足の短いスタイルの悪さに悩まされてきました。



ただこの「短足」という悩みは、足を実際に伸ばす事はできないとしても、ファッションの選び方・着方でカバーしスタイルを良く見せる事ができるんです!


○足が短く見えるコーディネートを解説



イラストのような着こなしになるのが、足を長く見せるのが難しいコーディネート事例。



なぜ短く見えてしまうのか? 原因は以下の2つにあります。


・トップスがダボっとしていて丈が長い・パンツの丈が短い


トップスがダボっと丈が長い事で、胴が長く見えてしまう事で足の面積が狭まり短く見える。パンツの丈が短い事で、これまた足の長さが短く際立ってしまう。物理的にこれでは、足の面積が狭く見えて足がかなり短く見えてしまいますね。じゃあどうしたら良いのか? 結論としてはこれと「全く逆の服の着方をしましょう」という事になります!



具体的に解説をおこないますね。「足を長く見せる3つの方法」を今回は学んでいってください!

○(1)トップスの丈を短くする

○(2))股上の深いパンツを選ぶ



3つのうちの2つのポイントは上記のような部分です。


トップスの丈を短くする。股上の深いパンツを選ぶ。


トップスの丈が短くなれば→胴がスッキリ短く見える事で、足の面積が広く見える。足が長く見える。股上の深いパンツを選べば→股上が浅いパンツを選ぶよりも、足の面積が長くなり足が長く見える。

勿論パンツの丈も、短い丈にするよりもギリギリまで長めの丈にする方が、長く見えてくれる。もっというと、僕は太めのシルエットのパンツを合わせていますが、程よくスリムな方が「より足長に見せる事が可能に」という事になります。



足が短く見えてしまうパーカーのコーディネートはトップスの丈が長い事で胴が長く見えてしまい、パンツの丈が短い事でより短足さが助長されてしまいました。



なので、その逆の作用を起こせば足を長く見せられる! という事につながります。

○(3)トップスをインする



トップスの丈を短くするのも良いですが、一番分かりやすくそれを体現できるのが「トップスをインする」という事。インをすれば必然的に足が長く見えてくれますね。これに股上が深いパンツを合わせておけば、より足長に。


僕自身は本当に短足の人間ですが、服の着方を試行錯誤する事で足を長く見せる事ができているのです。



「トップスをインする」という着こなしは、分かりやすく足を長く見せる事ができる反面、今風の着こなしに偏りやすい部分もあります。



良く捉えれば「今流行の着方」なのですが、一歩間違うと「ひと昔前のオタク感」が出てしまいますので、自信のない方はインに頼らず、短いスッキリの丈のトップスをまずは選んでみましょう!

○服は着方次第でスタイルアップできる



という事で今回は、「短足に見えてしまう」とお悩みを持つ方が、「どうやったら足を長く見せられるのか?」という部分について解説しました。


・トップスの丈が短いモノを選ぶ、またはインをする・パンツの股上が深いモノを選んでみる・パンツの丈に注意して、しっかり長さのあるモノを選ぶ


そうする事で筆者のように、短足であっても短足に見えないコーディネートが可能となります! 服は着方次第でスタイルアップができたり、苦手な部分をカバーしつつより良く見せたりと、自分のなりたい姿に創り上げる事ができます。



「短足に見える」というお悩み以外にも、こういった体型カバーに関するお悩みを抱える男性はきっと多いはず。そんなお悩みに関する解決方法を、今後もこちらで発信していきます。



次回もまたお楽しみに!



森岡ひろゆき メンズパーソナルスタイリスト。アパレル販売として5年勤めた後、パーソナルスタイリストに。「パーソナルカラー診断・骨格診断・メンズ顔タイプ診断」の理論を元に、年間約300名の外見コンサルティングを行っている。 この著者の記事一覧はこちら(森岡ひろゆき)