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着られないベビー服は額縁に入れてアート作品に 簡単リメイク技

2021年12月18日 18:01  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

着られないベビー服は額縁に入れてアート作品に 簡単リメイク技

 赤ちゃんらしいかわいいデザインの新生児用ベビー服。動物やキャラクターをあしらった小さい服は、眺めているだけでも癒やされますよね。


 一方、着られる期間はごくわずか。サイズアウトしてしまい、もう着られなくなったけど捨てるのは何となくもったいない……と考えている方に朗報です。ベビー服を簡単リメイクでアート作品にしてしまう方法が、ツイッターで注目を集めています。


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 その方法とは、「お気に入りのデザイン部分をハサミでカットし、フォトフレームに入れる」というもの。もうすぐ2歳になる娘さんをもつハコさん(@hako_mamabox)がこの方法でベビー服をアレンジした作品をツイッターに投稿すると、「かわいい!」「真似したい!」と絶賛の声が相次いで寄せられています。


 元となったロンパースは出産祝いに義弟からもらったもので、色合いやデザインがハコさん好み。娘さんも胸に付いている雲のマスコットがお気に入りで、着用時には握ったり突っついたりして遊んでいたのだとか。


 娘さんが成長し、サイズが合わなくなってしまいましたが、思い入れの深いロンパース。かわいくて捨てられない……と考えていた折、だいぶ前にツイッターで見かけたというこのアイデアを思い出し、リメイクすることにしたのだそう。ところが元の投稿は見つからなかったため、完成図の記憶を頼りに自己流で制作に臨むことに。


 切り取りたいデザイン部分にフレームを当て、枠に沿ってチャコペンで型を取りハサミでカット。切ったものを台紙にあてがい包むようにして折りこみ、ボンドで接着。フレームに入れて完成です。


 フレームを選ぶ際、残したいデザインの部分がフレーム内に収まるかどうか確認してから購入、厚い生地だと金具が閉まらない可能性がある、とさまざまな注意点がありますが、最も必要なのは「思い出の洋服にハサミをいれる覚悟を決めること」だそう。失敗しないように慎重に制作に臨みましょう。


 出来上がった作品を娘さんや夫に見せると大喜び。娘さんは夏以来この服を見ていなかったそうですが、雲のマスコットを見ながら「あめっ!あめっ!」といいながら大はしゃぎしていたそう。娘さんの喜ぶ姿を見てハコさんも「あぁ、やっぱり捨てずに、しまいっぱなしにもせずに、こういうカタチで残せたのはよかったなぁ」と改めて感激したのとこと。


 「まだまだ捨てられない服はたくさんあるので、時間があれば作りたいと思ってます!壁に飾ってもアートみたいでかわいいだろうなと思うので壁掛けタイプもつくりたいですね!」と今後の作品づくりにも意欲を見せるハコさん。


 今回の作品はリビングを出た正面にある出窓に家族の写真と一緒に飾っており、娘さんは外に出かける前に必ずツンツンしたがるそう。こうして新たなコミュニケーションが生まれるのも、家族にとって思い出深いベビー服リメイクならではの効果と言えそうですね。



<記事化協力>
ハコ@1y8mさん(@hako_mamabox)


(山口弘剛)