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JR東海の特急列車、ダイヤ改正後は「ワイドビュー」取った列車名に

2021年12月17日 20:51  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR東海は17日、ダイヤ改正を2022年3月12日に実施すると発表した。この中で、これまで同社の在来線特急列車で使用してきた「ワイドビュー」という愛称に関して、ダイヤ改正後は愛称を取った列車名にすると説明している。


現在、JR東海の在来線特急列車(寝台特急は除く)に使用される車両は、特急「(ワイドビュー)ひだ」「(ワイドビュー)南紀」で活躍する特急形気動車キハ85系、特急「(ワイドビュー)しなの」で活躍する振子式の特急形電車383系、特急「(ワイドビュー)ふじかわ」「(ワイドビュー)伊那路」や静岡地区の「ホームライナー」で活躍し、高い汎用性を有する中距離用の特急形電車373系の3形式。いずれも大型窓を特徴と、特急列車に「ワイドビュー」という愛称を付けて運行してきた。

来年3月のダイヤ改正に合わせ、この「ワイドビュー」を取り、列車名を「ひだ」「南紀」「しなの」「ふじかわ」「伊那路」として運行するとのこと。今後、キハ85系の後継車として、2022年度以降にハイブリッド方式の次期特急車両HC85系の導入も予定されている。


なお、373系を使用し、静岡地区の東海道本線で運転される「ホームライナー」のうち、土休日に運転される全6本に関して、来年3月のダイヤ改正に合わせ、運転を取りやめることが発表された。土休日の朝に運転される下り「ホームライナー静岡31号」(沼津発静岡行)、上り「ホームライナー沼津2号」(静岡発沼津行)と「ホームライナー静岡34・36号」(ともに浜松発静岡行)、土休日の夕夜間に運転される下り「ホームライナー浜松3号」(沼津発浜松行)、上り「ホームライナー沼津8号」(静岡発沼津行)が運転取りやめとなる。(MN 鉄道ニュース編集部)